クアルトリクスゴウドウガイシャ

Qualtrics(R) EmployeeXM
従業員エクスペリエンスの最適化を支援するプラットフォーム。
このサービスのポイント
- 従業員エクスペリエンス(EX)全体を網羅
- 360度評価をはじめ、ストレスチェック、パルス調査、採用から退職に至る各種体験調査など、人事課題に関する実態把握・改善のためのサーベイが実施できます。
- 柔軟なカスタマイズ対応
- 設問項目や調査結果表示のダッシュボードを顧客側で柔軟に調整することが可能です。社内の個別組織の個別ニーズへの対応や、独自調査の実行に役立ちます。
- AIも活用する分析機能
- 調査結果の多変量分析や、自由記述回答のテキスト分析機能が搭載。 課題抽出から改善アクションのヒントまで、AIのサポート機能を活用しながら検討できます。
サービスDATA
対象企業規模 | 101人~500人501人~1000人1000人以上 |
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対応エリア | 全国 |
費用 | ソリューション内容、企業規模、ユーザー数等に応じて変動いたします。お気軽にお問合せください。 |
導入社数 | 導入社数非公開 |
調査手段 | WEBテスト |
サービス詳細
サービス概要:従業員エクスペリエンス(EX)を総合的に管理するプラットフォーム
クアルトリクス合同会社が提供する「Qualtrics(R)EmployeeXM」は、従業員エクスペリエンス(Employee Experience)を総合的に管理できるプラットフォームです。このシステムを活用することで、従業員が企業で直面するさまざまな体験を網羅的に把握できます。さらに、収集したデータの分析結果をダッシュボード上に自由に表示して、現状を把握しながら課題を抽出し、アクションに繋げることができます。これにより、エンゲージメント向上、離職防止、従業員の能力開発、ストレスチェック、採用ブランディングの強化などを強力にバックアップします。
【属性ごとのサービスの特徴】
■採用候補者向け
・企業研究、応募、書類審査、面接、内定までの一連の採用活動を包括的に分析し、採用企業と応募者に生じる認識のズレを可視化
■従業員・管理者向け
・エンゲージメント調査、パルスサーベイ、360度評価など、従業員エクスペリエンスを測定する各種調査のテンプレートを搭載
・ユーザービリティに優れたダッシュボードにより、従業員のコンディションをリアルタイムで把握
■ 退職者向け
・退職理由のフィードバック機能により、マネージャーが離職の原因を把握し、改善策の検討につなげることが可能

従業員エクスペリエンスとは:入社から退職に至る、従業員の職場での体験
従業員エクスペリエンスとは、従業員が企業に入社してから退職に至るまでの一連の体験を指します。
従業員エクスペリエンスには、仕事に対する達成感、評価・報酬、成長の機会、上司とのコミュニケーション、入社後の研修、戦略・経営理念、ワークライフバランスや多様性の受け入れなど、従業員が企業で体験するあらゆることが含まれています。良質な従業員エクスペリエンスを提供することで、エンゲージメントが向上し、生産性の向上、革新性の促進、離職率の低下などを通じて顧客満足度が向上し、業績アップといったビジネス上の成果が期待されます。
従業員エクスペリエンス改善活動を取り巻くトレンド

人的資本経営の推進とともに、職場の現状把握や人事施策検討に向けて従業員を対象とする様々な調査を実施する企業が増えています。その多くは、総合的な指標となる従業員エンゲージメントに注目し、従業員のパフォーマンスを最大限引き上げ、企業価値向上に繋げようとしています。先行企業では、調査の実施、エンゲージメントに影響を与える要因の分析、特定された課題に対するアクションを検討・実行するサイクルが定着しています。ただ一方で、実行したアクションの効果がスコアの上昇に現れず、エンゲージメントが硬直化しているという悩みを抱える企業も散見されます。その背景には、働くことに対する人々の価値観の変化もエンゲージメント向上を阻害しているのではないでしょうか。
コロナ禍は、従業員の多様な働き方を支援する制度や仕組みを企業が充実させる契機になりました。同時に、「静かな退職」といわれる、退職するわけではないものの、与えられた仕事のみをこなすような働き方に共感する従業員の存在も浮き彫りになりました。仕事で無理しすぎず、自身の生活とのバランスを大事にすること自体は望ましいことでありながら、行き過ぎれば業務分担や人員配置に支障がでたり、イノベーションが生まれにくい組織風土を醸成し、最終的には企業の競争力を低下させる懸念すらあります。エンゲージメントの本質が自発的な貢献意欲であるとすれば、その真逆を選択する「静かな退職」がさらに広がれば、エンゲージメント向上施策の効果が弱まってしまうと想定されます。
企業が対応を検討すべき主なEXテーマとその支援ツール
一般に、エンゲージメントとの相関が強いテーマとして、成長の機会、戦略やパーパスの浸透・実践、個人の尊重やレコグニションなどが確認されています。これらは今後も重要課題であり続けるはずです。しかし、「静かな退職」のように指示された仕事のみをやらされ感でこなそうとしている従業員に戦略やパーパスの話をしても響かないでしょう。そもそも仕事を通して成長したいという意欲がなければ、そのための機会も魅力的なものにはなりません。まずは、各従業員が目の前の仕事に興味・関心・やりがいを感じることがエンゲージして働くための土台になると考えられます。
こうした一連の課題への対応において、マネージャーが果たすべき役割が重要であることは間違いありません。しかし、彼ら自身も日常業務に追われる中で対応に苦慮し、どんどん疲弊する可能性があります。よって、従業員の日々の体験を的確に把握し、より効果的なアクションを打つための判断材料を容易に収集できるようにする支援ツールがQualtrics(R) EmployeeXMです。
Qualtrics(R) EmployeeXMの従業員・管理者向け機能
入社から退職までの従業員エクスペリエンスをトータルで分析するQualtrics(R) EmployeeXM。ここでは、通常業務に従事する従業員のフォローや管理者の業務効率化にフォーカスし、3つの調査領域をご紹介します。
【従業員エンゲージメント調査】
スタートアップからグローバル企業まで、あらゆる組織の従業員エクスペリエンスを包括的に向上させることを目的に開発。エンゲージメントのみならず、継続勤務意向、ウェルビーイングなど経営上重要なKPIの改善に向け、各従業員が自らのスキル・能力を最大限発揮できる働きやすい職場を実現するための科学的に裏付けられたソリューションです。
■ベンチマーク可能な300以上の設問項目で幅広い視点からエクスペリエンスを測定
従業員の継続勤務意向、インクルージョン(多様性の受容)、ウェルビーイングなどの重要テーマの実態を把握
■科学的根拠に基づいた意思決定
科学的に証明されたアプローチに基づき、調査結果から課題を見出し、推奨アクションを参考に有効な意思決定が可能
■柔軟なカスタマイズ機能
調査の頻度や配信方法、KPI(重要業績指標)などを自由に設定し、企業のニーズに沿った運用が可能
【パルスサーベイ】
従業員の意識や感情の変化を短期で定点観測し、必要なアクションにつなげることが可能。在宅勤務からオフィス勤務への移行、新しい働き方への適応など、従業員の意識や感情の変化をタイムリーに把握します。
■簡単な設定・運用
一度設定すれば自動で運用されるため、毎回の手間をかけずに継続的なフィードバックを収集でき、調査頻度の変更も容易に可能
■改善策の提案
従業員それぞれの課題に応じて、最新かつ関連性の高い改善策を提案
【360度評価】
フィードバックの収集から、分析、パーソナライズされた育成プランの作成までを網羅した 360 度評価開発ツールです。
■シンプルな調査設計
複数の評価者によるプロセスを自動化により素早く分析、評価結果をわかりやすく表示
■結果からアクションへ
マネージャーは360度データの傾向と分析に基づき、改善アクションの実行を促す対話が可能に
■匿名性を担保
機密保持機能により、評価者の匿名性を担保して個人のレポートを従業員に送付
