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『日本の人事部』Vol.203

2009/03/03 09:00

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   ~ まぐまぐ! 「人事カテゴリ」にて、読者数No.1(18,462名)~
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          ─会社を伸ばす人事・労務ナビ─
             『日本の人事部』    【vol.203】2009.03.03
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                         → http://jinjibu.jp/

  こんにちは。『日本の人事部』編集部の阿部です。
  最近、歴史に関心を持つ女性が増えているそうです。私も歴史小説を読み
  ますが、時代に名を残す人物の行動やものの見方・考え方には、学ぶべき
  ことが多いと感じています。とくに、時代の転換期にリーダーたちが下し
  た決断は、現在の仕事においてもヒントとなるのではないでしょうか。

  ある企業の人事担当者の方が、「リーダーシップを発揮できる人材が少な
  くなっている」と話していました。歴史がブームになるのも、歴史上の人
  物の強力なリーダーシップや、生き方そのものに強く惹かれるからかもし
  れません。


 ▼ 今週は「『希望退職制度』の実施手順と留意ポイント」 (『ビジネスガ
   イド』日本法令発行・提携記事)を新掲載。景気や業績の悪化で、経営
   の合理化を迫られている企業は少なくありません。そんな中、「希望退
   職制度」が対応策のひとつとして考えられています。今回の記事では、
   実施手順や法的なリスク回避策などを、詳しく紹介。ぜひご覧下さい!
→ https://member.jinjibu.jp/MemberBizgArticle.php?act=dtl&id=28&mm=65

 ◆◆目次◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  【1】 困った時の匿名相談掲示板:「副業」の承認について
  ────────────────────────────────
  【2】 続々更新! 最新人材業界ニュース
  ────────────────────────────────
  【3】 ~連載コラム~
      課題解決のヒントはここに!「本音で語る人事屋Q&A」<第46回>
  ────────────────────────────────
  【4】 直近のお役立ちセミナー
  ────────────────────────────────
  【5】 今週の「専門家」はこの人!
  ────────────────────────────────
  【6】 編集部おすすめの「商品・サービス」はここ!
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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 【1】困った時の匿名相談掲示板    (※詳細は会員専用コンテンツ)
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┌─┐
│Q│「副業」の承認について
└─┴───────────────────────────────┘

  昨今の不況により、社員の雇用を守ることが厳しくなっています。
  そこで「ワークシェアリング」や「副業」を認めていこうと考えています。
  「副業」を会社として許可する場合に、注意すべきことがあればご教示く
  ださい。
                        (東京都/人材サービス)

  <編集部よりコメント>
  最近、大手の製造業を中心に、「副業」を認める動きが急速に広がってい
  ます。社員の雇用や生活面の不安を軽減することが目的ですが、外部で働
  くことで、「技術向上につながる」という声もあるようです。しかし、
  本業との両立ができるのか、社内情報が漏洩するのではないか…といった
  懸念もあるため、会社として、しっかりとルールを決める必要があるでし
  ょう。この質問に対して、専門家から具体的なアドバイスが寄せられてい
  ます。

  専門家の回答はこちらから
  http://jinjibu.jp/GuestBbsTop.php?act=dtl&pid=14642&th=B&mm=65

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 【2】続々更新! 最新人材業界ニュース
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 ◆ 採用、育成、人事制度、労務・福利厚生まで業界のあらゆるニュースを
   網羅。最新動向を知りたい方は、ぜひチェックを!

   ■ レジェンダ・コーポレーション、【人数無制限の定額料金】
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     2009年度 新卒学生人気企業ランキングを発表

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     レジ業務の派遣・アウトソーシングサービスを開始

 ▽ この他にも、人材業界の“Hot News”を毎日更新中!
   閲覧は、こちらから→ http://jinjibu.jp/GuestNewsTop.php?mm=65

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 【3】~連載コラム~
    課題解決のヒントはここに!「本音で語る人事屋Q&A」<第46回>
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  人事や人材に関するテーマは、さまざまな視点で捉えることができます。
  見方や立場の違いが、さらなる“気づき”を発見することも──。
  38年間の人事実務キャリアと「管理職」の経験を持つ“ベテラン人事屋
  さん”と、編集部・阿部が、それぞれの視点で人事の課題を語ります。

 ◆【 これからの「若手社員の育成」について考える 】
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  阿部:
   新入社員の入社まであと1ヵ月ですね。今後は「ゆとり教育」を受けた
   世代が本格的に社会に出てくることになります。人事担当者から見て、
   昔と今の若手社員(入社から3年目くらいまで)を比べたとき、違って
   いると感じる点はありますか。

  人事屋:
   私は、新入社員の採用から、受け入れ、入社研修の実務を35年ほど経験
   してきました。毎年、採用時の面接や内定者のフォロー、新入社員研修
   を通じて「今年の新人は、昨年となにか違うなぁ」と感じたものです。
   明確な違いを挙げることはできませんが、毎年「何か」が違っていたの
   は確かです。実に不思議ですね。

  阿部:
   例えば、高度成長期頃の「昔」と、平成に入ってからの「今」とを比べ
   れば、大きな違いがあるのではないですか?

  人事屋:
   そのふたつの時代で若手社員を比較すれば、かなり違っていると思いま
   す。経験から分かりやすい例として、「昔」の採用面接では、応募者は
   「どんな仕事でもやります。勤務地はどこでも大丈夫です」と、大きな
   声で応えてくれました。

   しかし、「今」は、「私の希望職種は○○で、やりたい仕事は××です。
   自宅から通勤可能な勤務地を希望します」と、か細い声ながらも明確に
   自己を主張する人が目立ってきたように感じています。“就社型”から
   “就職型”に意識が変わってきたのだと思います。

  阿部:
   就職活動の時から「自分の考え方に固執」する人が増えてきたのでしょ
   うか。

  人事屋:
   それは強く感じています。昔は兄弟が多く、“おやつ”も取り合いにな
   るなど、日常生活で“サバイバル”を経験する機会がありました。しか
   し、昭和の後半から少子化が進み、兄弟同士の会話や、ケンカは少なく
   なりました。次第に、我慢することや、他者を尊重することを忘れ、自
   分中心に物事が運ぶことが当たり前になっていったのです。

   このような環境で育った最近の若手社員は、社会に出ても、「自分に有
   益なことには積極的に行動するが、他者の意見や考えには従わない」と
   いう特徴があるようです。

  阿部:
   最近では、「こんな仕事をするためにこの会社に入ったのではない」
   「自分がやりたい仕事を、会社は与えてくれない」などと、不満をもら
   す若手社員が増えているようですね。

  人事屋:
   確かに、ここ数年は「3年以内で辞める若手社員が多い」と言われてき
   ました。しかし最近は、状況が少しずつ変わってきているようです。
   「できれば定年まで、今の会社に勤務したい」という、安定志向の若手
   も増えてきました。

   背景には、近年の「経済不況や非正規社員の雇用調整」に対する不安が
   あると考えられますが、私は、もっと素直な見方をしています。「若者
   の就職観が、目先だけでなく将来を見すえたものに変わり、辛いことに
   も挑戦する姿勢がでてきた」のではないでしょうか。

  阿部:
   人事責任者として研修を担当していたときに、新卒や若手社員の育成で
   印象に残っているエピソードなどはありますか。

  人事屋:
   今の若手社員は、“KY(空気を読めない)”にならないように行動には
   敏感で、環境への順応性も優れています。入社時や、若手社員の研修時
   にこんなことがありました。チーム作業の時間は、実に和気あいあいと
   していて、お互いの意見交換も活発に行われていました。しかし、休憩
   時間や、研修後になると受講生同士の会話や接触はほとんどなく、自分
   の殻に入っている光景をよく見かけました。ビジネスとプライベートの
   使い分けがはっきりしていると感じましたね。

  阿部:
   若手育成の新たな局面を迎えているいま、人事部(人事担当者)として
   どのように若手社員に接し、成長を促していけばいいのでしょうか。

  人事屋:
   人事担当者は、画一的になりやすい階層別研修や、育成マニュアルによ
   る指導は極力避け、若手社員一人ひとりの個性や価値観を大切にするこ
   とです。“従来型の教える方式”から“自ら考え出す習慣を身につけさ
   せる指導方式”に変えていくことが重要です。TVコマーシャルにもあり
   ますが、「3+5=□の、□を考えさせるのではなく、□+□=8の、□
   の中をひとつでも多く導き出させること」と、同じ考え方です。

   「若手社員の育成」の原点は、“自社での存在感を自覚させ、高い目標
   に挑戦させること”です。それには、人事担当者が自分の仕事にプライ
   ドを持ち、若手社員に思いを熱く伝えていくことが必要ではないかと思
   います。

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 【4】直近のお役立ちセミナー
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 ■ 03/10 13:30 『 参加無料 [若手が理解できない上司のための
          意識改革教育のツボ] 3月10日東京 』
   開催者:株式会社工学研究社(東京都/新宿区開催)
   → http://jinjibu.jp/GuestSmnrSearchTop.php?act=dtl&id=6505&mm=65


 ■ 03/11 10:00 『 管理者のコミュニケーション能力をブラッシュアップ!
          マネージャーのためのコミュニケーション講座 』
   開催者:株式会社アイデム 人と仕事研究所(東京都/新宿区開催)
   → http://jinjibu.jp/GuestSmnrSearchTop.php?act=dtl&id=6421&mm=65


 ■ 03/11 13:30 『「習慣化・定着化ワークショップ」
          ~ 第1回 情報共有化シートの活用 ~ 』
   開催者:ビジネスコーチ株式会社 (東京都/中央区開催)
   → http://jinjibu.jp/GuestSmnrSearchTop.php?act=dtl&id=6561&mm=65


 ■ 03/13 13:30 『 企業の人材戦略「ワークライフバランス」
          ~ 働きやすい企業環境のそなえ ~ 』
   開催者:株式会社日立製作所 (東京都/千代田区開催)
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