無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

「会議設計書」を使った会議の準備

当社では、会議ファシリテーションの研修を実施する際に、「会議設計書」というツールを使用しています。
「会議は事前の準備が大切」とは何度か申し上げているものの、では実際にどのような準備が必要なのか、その指針になるようにという意図で作成したものです。

この会議設計書、上手く使えば効果的な事前準備をすることができるようになります。
今回のコラムでは、この「会議設計書」を実際にどのように使うかについて書いてみます。

ポイントは、以下の4点です。
・プロジェクトの最初はしっかり、定例は折を見て作成しましょう
・目的と目標(会議のゴール)は必ず明確にしましょう
・終了時間を記載しましょう
・内容をメンバーと共有しましょう

 

一見、難しそうに見えるけど…


この会議設計書を実際にご覧いただくとわかるのですが、項目がかなり細かく設定されていて、記載量も多くなっています。
実際に研修でこの資料を配付すると、受講生の皆さんに動揺が広がることがあります。
かなり大変…これをやらなければいけないのか…ファシリテーターって面倒くさい…
そういった印象をお持ちになるかもしれません。

もちろん、これらを全て記入してもらったほうが良いことは確かです。
記入見本をあわせて掲載していますので、そちらを確認いただきながらまずはやってみる、が基本ではあります。

ただ、「必ず、毎回、全部」考えてもらうことが必須であるとは考えていません。
 

 会議設計書が目指すもの


そもそもこの設計書は、会議の準備ができるようになるとともに、「会議を俯瞰して考えることができる」ことを目指したものです。

例えば新しくプロジェクトを始める際は、「プロジェクト全体の中でこの会議はどういった位置にあるのか」を考える必要があります。
このときに、「全体管理=大きな目的と最終的なゴールは何か」と「会議詳細=最終的なゴールのために、この会議ではどこまで行くのか」を考えることで、その会議のデザインをすることが可能になります。

プロジェクトの初期には、多少時間がかかっても丁寧に設計書を作成したほうが進めやすいです。
最初にポイントが共有されれば、次回以降は「会議詳細」を決めるだけで省力化できます。

また、定例で行っている会議の場合はどうでしょうか。
定例の会議は議題やメンバーがある程度固定していることもあり、どうしても途中で「本当にこの会議は必要だろうか」と疑問を持ちがちです。

そこで、定例で行っている会議の「会議の詳細=定期的に行っている中で、どうしても必要な(欠かすことの出来ない)要素は何か」と「会議メンバー=この会議で参加メンバーが負っている責任は何か」を改めて考えてみることをお勧めします。
もしかしたら、全員でやらなくてもいいステップや、役割が明確でないメンバーが出てくるかもしれません。

定例で行っている会議の場合、「改めて会議の意味を考える」ツールとして使ってみてください。

会議設計書を書くことによって会議を俯瞰して見ることができるようになり、「目の前にある会議のありたい姿」が明確になります。
最初は大変であっても、コツさえわかれば段々と自分たちにとって必須な項目が絞り込まれていきますので、気負わず何度か書いてみるのがお勧めです。
 

会議設計書を使うポイント


では、設計書を実際に使用する際のポイントを抑えていきましょう。

ポイントは以下の3点です。

①目的と目標(会議のゴール)は必ず明確にしましょう

会議の悩みで多いのが、「結局何の集まりだかわからない」ということです。
これは目的・目標のうち「目標(会議のゴール)」が明確でないケースが非常に多いです。
「何のために集まったのか」は考えられている場合が多いものの、「どうなったら終わりなのか」までイメージできていないのです。

ファシリテーターにとって、「ゴール」はとても重要です。
ゴールがわからなければ、手順も時間配分も決められません。
まずはここを明確に記載するのが第一歩です。

②終了時間を明記しましょう

最近は会社で会議の時間の目安を定時していることがあったり、会議室の予約時間が決まっていたりするケースが多いので、自然と終了時間を決めていることがあると思います。
ところが、終了時間を「根拠をもって」説明するのは意外と難しいです。

終了時間は、①で挙げた「ゴール」と密接な関わりを持っています。
どこまで決めなければいけないのか、一つの議題にどのくらいの時間をかけるのか、会議全体の手順(の仮説)がイメージできていなければ決められません。
「この時間までにここまで決めれば終了」というメッセージが伝えられるように、明確な終了時間を決めておきましょう。

③内容をメンバーと共有しましょう

会議設計書の内容は、ファシリテーターだけが知っていればいいというものではなく、「メンバーに共有する」ことを念頭に置いています。
「会議主催者との確認」「メンバーへの通知」がチェック項目に入っているのはそのためです。

そもそも、会議はファシリテーターが一人で頑張る場ではありません。
メンバーに協力してもらい、会議に「本気で参加する」状態を作る必要があります。

そのために、ファシリテーターが行った準備を共有しておく必要があります。
特に経験の浅いファシリテーターは、準備すること自体が自信に繋がりますし、準備している姿が見えるとメンバーの信頼を得やすくなります。

何度も繰り返しますが、「会議は準備が大切」です。
ぜひ、会議設計書を上手く使って、準備の達人を目指してください。

  • モチベーション・組織活性化
  • コーチング・ファシリテーション
  • チームビルディング
  • コミュニケーション
  • ロジカルシンキング・課題解決

複雑で困難な時代に対応する「しなやかな人材・チームづくり」を支援します

早稲田大学アカデミックソリューションは、早稲田大学の関連会社として、組織の課題に合わせたカリキュラム編成と実践力を養う体験型学習を通じて、複雑で困難な時代に対応する「しなやかな人材・チームづくり」を支援します。

リカレント教育チーム(リカレントキョウイクチーム) 株式会社早稲田大学アカデミックソリューション コンサルタント、早稲田大学紛争交渉研究所招聘研究員

リカレント教育チーム
対応エリア 全国
所在地 新宿区西早稲田

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム

多様性にチャレンジ意欲を醸成し、イノベーティブなチームになる

細木聡子(株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士)

今回は、 「多様性に“チャレンジ”意欲を醸成し、 イノベーティブなチームになる」 について一緒に考えていきたいと思います...

2024/11/20 ID:CA-0005727 ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン