【伝え方が9割】上司だって 認められたい
「上司が、私の意見をまったく聞いてくれないんです」
そんな相談をうけることがあります。
特に、サービスや製造の業界にいる人の多くは、こだわりが強いものです。
上司は自分の中で成功の方法があって、それ以外は受け入れられないという人も多いでしょう。
一方でそんな上司を持つ部下は、ちょっとたいへん。
やること全てに上司がうるさいし、チャレンジしたい企画はことごとくボツ。
やる気も萎えてしまいそうです。
今日知っていただきたいのは、
「チャレンジしたい企画を、頭の固い上司にどう伝えたら通るか」です。
「この企画、チャレンジしたいのですが承認ください」
こう伝えても、上司がOKをくれない場合、どう伝えればよかったのでしょうか。
伝え方のこたえは、自分の中ではなく、相手の中にあります。
上司は、「自分のやりかたと違う」とか感じているのでしょう。
そんなときは
「山田さんのような企画ができるようになりたくて、
前に山田さんに伺った方法を参考にして企画してみました」
と言ってみたらどうでしょうか?
後者のほうが圧倒的に「OK!」と言いやすい伝え方です。
これは、伝え方の技術『認められたい欲』を使っています。
人は認められると、相手が期待している通りの結果を出したくなるのです。
『認められたい欲』というと、上司から部下に使うもの、と捉えられがちです。
でも逆に部下から上司にも使えるのです。
実は、上司はみんな、不安に思っているのです。
「本当に、部下たちは自分についてこようと思っているのだろうか・・・」
でも部下はそれを知りません。部下がそれを知った上で、
「〇〇さんのあの仕事、尊敬します!」
「どうやればいいかアドバイスほしいです!」
と言えばイヤな気になる上司はいません。
前向きにサポートしてあげようと思うし、可愛がりたくなるものです。
社内の空気だってよくなります。
「上司が意見をきいてくれない」そんなときは、ぜひ、伝え方を変えてみてください。
想像以上に上司の反応が変わりますよ。
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人事の皆さん
伝え方は、誰でも学べます
センスではなく、技術があるんです
- モチベーション・組織活性化
- リーダーシップ
- マネジメント
- チームビルディング
- コミュニケーション
伝え方の力で、会社を、人材を、サービスを強くします。
伝え方は「センス」ではなく、「技術」です。
誰であっても、学ぶことができます。
同じ商品なのに、売れる人と売れない人がいます。
同じ仕事なのに、評価される部下と評価されない部下がいます。
同じアドバイスなのに、信頼される上司とされない上司がいます。
ちがいは、「伝え方」。
ビジネスで伝え方は、売上に直結します。
佐々木圭一(ササキケイイチ) 『伝え方が9割』著者/コピーライター/上智大学非常勤講師/作詞家
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