無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

愚痴を建設的なエネルギーに変える│未来の組織を見据える方へ

ここしばらく、ストレスの多い仕事が続き、愚痴りたい坂田です。

愚痴というと、ネガティブな感覚を持つ方が多いと思いますが、NLP(神経言語プログラミング)やLABプロファイル(行動言語プロファイリング)を活用することで、愚痴をしっかりマネジメントし、職場雰囲気の改善につなげることができます。

今回は、職場における愚痴の重要性と、それをポジティブなフィードバックに転換するファシリテーターの役割についてのおはなしです。

 

心理的安全性で社員のモチベーションUP!

未来の組織を見据えるビジネスリーダーや人事担当者は、愚痴を健全な形で受け止め、それを建設的なエネルギーに変えるための環境を整えるべきです。

 

愚痴がもたらす心理的効果

愚痴を言うことは、ストレス管理の一環として極めて重要です。

心理学的な観点から見ると、愚痴ることは個人の感情を外部に放出し、内面のストレスを軽減する役割を果たします。
例えば、米国心理学会(APA)が発表した研究によれば、ネガティブな感情を表現することにより、その感情が和らぐことが示されています。

また、愚痴ることで内面の感情や意思を言葉にして整理することで、「あっ!」っと何かに気付き、ネガティブな感情がポジティブに変わることもあります。

また、愚痴は、これを言うことで脳内の快感を引き起こすドーパミン(神経伝達物質)が放出されます。
ドーパミンは、脳で作られる「幸せ物質」で、気分を良くしたりやる気を出させる働きをします。

これにより、一時的に気持ちが軽くなる効果が期待できます。

 

そう、愚痴を言うことは、雨空メンタルから快晴メンタルに切り替えるために、大切なことなんです。

ただ、愚痴を長時間続けると、ストレスホルモンであるコルチゾールが増加するため、長期的には心身に悪影響を及ぼす可能性があります。

愚痴を聴くつもりが、お互い愚痴を言い合い、ため息をつくことは避けたいですね。

 

愚痴を言い合えるチーム作りに必要なスキル

愚痴を健全な形で処理するためには、その場の雰囲気を支え、ネガティブなエネルギーをポジティブな方向に変換するファシリテーターの存在が大切です。

ファシリテーターは、ただ単に愚痴を聴くだけでなく、その中から建設的な要素を見つけ出し、チーム全体が前向きになるように導くスキルが求められます。

もしもあなたが、愚痴の言い合えるチームを作り上げたいのなら、ファシリテーターとして次のスキルを磨くことが必要です。

アクティブリスニング

部下や後輩の話を注意深く聴き、共感を示すことは基本です。
これにより、相手は理解されていると感じ、心理的な安全性が確保されます。

リフレーミング

ネガティブな言葉や意見を、ポジティブに変換します。
例えば、「このプロジェクトは失敗だ」と言う人に対し、「では、この経験から何を学べるだろうか?」と問いかけます。
リフレーミングは、その言葉や文脈に変化を与えポジティブな気付きを促すことができます。

感謝の意識を高める

愚痴の場面でも、何かしら感謝すべき点を見つけることで、ポジティブなメンタリティを養います。
「それって単なる愚痴でしょ?」とは言わず、

「それは確かにストレスが溜まる状況だね。きつい思いをしているのがよくわかるよ。話してくれてこっちも嬉しいよ。」

「どの部分がストレスマックスなのか、聴かせてほしいなぁ。」

「どうしたら良いと思ってる?解決は無理だと思っていても話しを聴かせて。」

「何か取りかかってみると良いけど、簡単にすぐにできることってなんだろう?私に手伝って欲しいこととかありますか?」

「気分が良くなったといってくれて、ありがとう。嬉しいですよ。」

といった具合に、所々に感謝の気持ちを言葉にして入れてみてください。

 

愚痴れる職場がもたらす良い影響

このように愚痴れる職場は、ワークエンゲージメントなどに良い影響を与えます。

具体的には

心理的安全性の向上

愚痴が言える環境は、心理的安全性の向上に寄与します。
これにより、従業員は自分らしく表現できる場を持ち、心の健康を保つことができます。

コミュニケーションの促進

愚痴を言えることは、コミュニケーションの円滑化にも繋がります。
課題や問題点が早期に発見されることで、迅速な対応が可能となります。

チームビルディング

共通の課題に対して意見を交換することで、チームの結束力が高まります。

愚痴を活かしたマネジメント

もしもあなたの職場で、愚痴れるファシリテーターを活かしたいと思うのなら、マネジメントの仕組みとして構築し維持することも大切です。

そして、労働安全衛生文化や食品安全文化の醸成に、繋げられるような活動にしてみてください。

1. トレーニングと教育

ファシリテーター候補者への定期的なトレーニングを実施し、リフレーミングやアクティブリスニングなどのスキルを磨くことが重要です。

このトレーニングの中には、ロールプレイングやフィードバックセッションも含めると効果的です。

また、トレーニングは、コーチングのテクニックを会得するのでなく、テクニックの背景にある原理原則を理解できるように、コンテンツを工夫して計画すると良いでしょう。

テクニックだけを学ぶ内容だと、ロールプレイングで経験したシーンでは、適切な対応ができるようになりますが、実際に現場では、ロールプレイングで経験していないことばかりが起きます。

どのようなシーンでも柔軟に対応できるようにするためには、原理原則を学ぶことが大切です。

原理原則を学ぶことは、時間がかかりますが、中長期的に未来を見据えると無駄にはなりません。

2. 明確なガイドラインの整備

愚痴を言うことの意義と、それをどのようにポジティブに転換するかについて、明確なガイドラインを設けることが必要です。

公式に「愚痴をファシリテーターに言ってみよう!」や「言わないより言った方がまし!」といった職場環境を整備します。

これにより、愚痴が単なる発散行為にとどまらず、学びや改善の機会となります。

3. 定期的なチェックインとフィードバック

定期的なミーティングを設けて、部下や後輩の意見や感情を把握することも重要です。

ファシリテーター役がその場を仕切り、愚痴が単なるネガティブな発言で終わらないように、サポートしてください。

4. ポジティブ文化の醸成

社内において、ポジティブな文化を醸成することもまた重要です。

感謝の気持ちを積極的に表現し、互いにリスペクトし合う環境を整えることで、愚痴をポジティブなエネルギーに変容します。

 

今回は、職場における愚痴の重要性と、それをポジティブに転換するファシリテーターの役割について説明しました。

心理学や脳科学の観点から見ると、愚痴を言うことで一時的にストレスが軽減され、心理的安全性が向上することが明らかになっています。

しかし、これが長期的にポジティブな影響をもたらすためには、ファシリテーターの介入が不可欠です。

 

愚痴の心理学的効果と課題とは?

ファシリテーターの役割とスキルってなに?

愚痴を健全に処理するためのマネジメントの大切さ

 

ぜひ、未来の組織を見据えるビジネスリーダーや人事担当の方は、愚痴を健全な形で受け止め、それを建設的なエネルギーに変えるための方法を取り入れてみてください。

愚痴として片付けず、職場改善のチャンスとしてとらえてみませんか?

  • モチベーション・組織活性化
  • リーダーシップ
  • コーチング・ファシリテーション
  • コミュニケーション
  • ロジカルシンキング・課題解決

現場を見る目が違うからリピート率90%超え。
等身大の言葉で語るから現場ウケしてます。
問題/課題解決モチベーションに火を付けるのなら!

問題/課題解決を現場目線から見つめ、クライアントが気付いている原因はもちろん、その背景にある奥深い原因やメンタルモデルも意識させ、問題/課題改善モチベーションを高めます。
その先の未来には、改善レジリエンスの高い人材が活躍します。

坂田 和則(サカタ カズノリ) マネジメントコンサルティング2部 部長 改善ファシリテーター・マスタートレーナー

坂田 和則
対応エリア 全国
所在地 港区

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

このプロフェッショナルの関連情報

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム