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問題解決の上手い人は○○している

問題解決の上手い人は、何をやっている?

問題の原因にはたどり着いたのに「シックリくる改善案が出てこない!」
ことってありませんか?

これは、問題の細分化が十分に行われていないことが原因です。
今回は、「問題を分ける・細分化する」についておはなしします。

問題解決のうまい人 は、分ける、分解する、細分化する。
問題の捉え方が変わります。

もしも、問題に直面し、問題解決を教科書通りに進めるのならば、最初に行うことは「問題の観察」です。

「問題の観察」は、目に見えていることや、測定器などで測ると数値的に表れてくる現象を捉えることを指します。
そして、観察をさらにつづけると、その現象を「分ける」ことができるようになります。

細分化が進めば進むほど、問題解決がスムーズになる

例えば、「作業ミスをした」という問題でも、よくよく観察をしてみると

・書類を取り間違えた
・書類が分けられていなかった
・似ている書類が他にもあった

など、ミスをする理由を「分ける」ことができるはずです。

そして「なぜ?作業ミスをした?」と考えるより

・なぜ、書類を取り間違えた?
・なぜ、書類が分けられていなかった?
・なぜ、似ている書類が他にもあった?

と考えた方が、原因追及が容易になることでしょう。

多くの問題では、このように現象を観察することで、複数以上の要因に「分ける」ことができ、細分化が進めば進むほど問題解決がスムーズになります。

また、「書類を取り間違えた」といったことも、さらに分解をすると、より詳細な情報が得られます。
例えば

・書類を見る動き
・手を伸ばす動き
・目的の書類に指を当てる動き
・目的の書類を摘まむ、持ち上げる動き
・書類を確認する行為

このように分解を進めると

・なぜ、見間違えたのか?
・なぜ、選び間違えたのか?
・なぜ、間違えに気付かなかったのか?

など、問題解決に向けた視野が広がり、問題原因の追及を効率的に進められます。

問題解決にはアプローチの「しかた」が大切

問題解決のご支援をさせて頂くと「問題を大きく捉えすぎているなぁ~」と感じることが少なくありません。

問題解決を効率的かつ効果的に進めるためには、「分ける」「分解する」を繰り返しながら、問題の細分化を行い、根本的原因に近づくような、思考や対話を進めることが大切です。
そう、問題解決にはアプローチの「しかた」が大切。
そして、この対話や思考をファシリテーションするには「なぜ?なぜ?なぜ?」を繰り返す、【なぜなぜ分析】を思考ツールとして使うと良いでしょう。

【なぜなぜ分析】には、いくつかのルールがありますが、これに基づき思考や対話を進めると、
「分ける」「分解する」が容易になります。

そして、問題自体が細分化が進み、閃きや発想も豊かになり、改善案も豊富に得られます。

問題の捉え方が変わります。

問題解決のうまい人 は、分ける、分解する、細分化する。
なぜなぜを繰り返し、分ける力と分解する力を高めてみませんか?

  • モチベーション・組織活性化
  • リーダーシップ
  • コーチング・ファシリテーション
  • コミュニケーション
  • ロジカルシンキング・課題解決

現場を見る目が違うからリピート率90%超え。
等身大の言葉で語るから現場ウケしてます。
問題/課題解決モチベーションに火を付けるのなら!

問題/課題解決を現場目線から見つめ、クライアントが気付いている原因はもちろん、その背景にある奥深い原因やメンタルモデルも意識させ、問題/課題改善モチベーションを高めます。
その先の未来には、改善レジリエンスの高い人材が活躍します。

坂田 和則(サカタ カズノリ) マネジメントコンサルティング2部 部長 改善ファシリテーター・マスタートレーナー

坂田 和則
対応エリア 全国
所在地 港区

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