無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

なぜ、「ワークライフバランス」が嫌われるのか?

こんにちわ!
非正規社員活用戦略コンサルタントの高木です。

さて、新年が明け、あいさつ回りが落ち着きますと、
新しい仕事にチャレンジしてみようと考えられている方も
多いと思います。

当事務所では、非正規社員活用戦略の分野でNo,1となるため、
ホームページの改修や新しい名刺の作成などにも
チャレンジしております。

その中で、今回は企業経営者や幹部や
中間管理職にとって不人気な人事施策である
「ワークライフバランス」について書かせていただければと存じます。


ちなみに、当事務所で提唱している「百選必勝の人事戦略」では、
ワークライフバランスを戦略軸の一つとしております。

しかし、この「ワークライフバランス」について触れると
企業経営者や幹部、中間管理職の方が
非常にアレルギー反応があることはひしひしと感じます。

たとえ、会社の社長がこの必要性を理解していて、
社長の発案でワークライフバランスを推進しようとしても
経営幹部を含む部下の反発に遭うことさえあるのです。


では、なぜ「ワークライフバランス」が嫌われるのか?

恐らくその最大の理由は、
部下が「仕事を拒否する口実になる」から、ではないでしょうか?

私も、過去には人事の責任者をしておりましたので、
実はこの気持ち、非常にわかります。

しかし、前回コラムで書かせていただきました
「制約社員」が増える環境下では、
ワークライフバランスを無視すると
いずれは会社(上司を含む)が求める働き方ができる人材が
いなくなってしまうということが現実です。

繰り返しとはなりますが、
現在、そして将来の人事労務管理において
「ワークライフバランス」を考慮することは必ず必要なのです。


それでは、どのようにすれば
企業上層部を含む社内全体に
「ワークライフバランス」に対する理解がひろがるのか?

それは、この施策のメリットと
施策を講じなかった時のデメリットを考えると良いと思います。

 

まず、ワークライフバランスに対するアレルギーの根源になっている
ワークライフバランスの考え方の下では、
”必ず”仕事と家庭を両立させなければならない、という考え方を
一度外してみましょう。

ワークライフバランスは全職業生活を通じて
”常に”仕事と家庭のバランスを取らなければならない
というものではありません。

特に、入社して間もない若いときには
数年間は仕事を覚えるために
ワーク10:ライフ0に近い働き方が求められ、
社員の成長を考えると、この考え方は決して誤りではありません。

このように考えると、
ワークライフバランスへのアレルギーが大きくやわらぎます。


さらに、ワークライフバランスの導入は
”以下の3つのメリットがある会社を守るための施策”と考えると
スムーズに理解が進むと思います。

1、ダラダラ残業防止策である
労働基準法上では、サービス残業という概念はなく、
今後”残業代請求代行サービス”が普及することを考えると、
ダラダラ残業を防止して不要な人件費を削減することは
会社にとっての急務である。

2、モチベーション向上のための施策である
社員が家族のため、趣味のため、
自己啓発のためなどの時間を捻出するために、
高い成果を出し、仕事を早く切り上げるという意識がつけば、
労働生産性とモチベーションが上がり、
組織風土がやる気に満ちたものとなる。

3、健康維持、過労死、うつ病防止の施策である
長時間残業は今問題になっている
過労死、うつ病などの主要要因となっているため、
ワークライフバランスの導入を推進することにより
無駄な残業時間が減り、
社員の健康維持、労働トラブル防止に役立つものとなる。


いかがでしょうか?
ワークライフバランスは単に仕事をさぼることや
仕事量を減らすということではなく、
個々人の労働生産性を上げていくこともセットで考えることで
貴社の人件費削減やモチベーションの向上、
更には業績向上につなげるための施策でもあるのです。

社内にはたくさんの人がおり、
その人ごとに考え方があります。

しかし、仕事の時間が長ければ頑張っているという考え方は
もはや昭和の時代の遺産でしかありません。

短い時間でいかに高い生産性を上げることが必要であるという
考え方を身に着け、社内に浸透させることが
ワークライフバランスの第一歩であり、
社員が高いモチベーションで働くための重要施策となります。

  • モチベーション・組織活性化
  • 法改正対策・助成金
  • 労務・賃金
  • 人事考課・目標管理
  • マネジメント
  • チームビルディング

強い人事とは、すなわち強い経営である。

当事務所はパート・アルバイト・派遣社員・請負など、
雇用形態の多様化時代に対応した人事制度設計コンサルティングサービスや
就業規則作成サービスをはじめ、
貴社の業績向上を実現させる人事戦略の実践的ノウハウを提供しております。

高木 修一(タカギ シュウイチ) オーダーメイド労務管理事務所 所長 特定社会保険労務士

高木 修一
対応エリア 近畿(京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)
所在地 富田林市

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム

多様性にチャレンジ意欲を醸成し、イノベーティブなチームになる

細木聡子(株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士)

今回は、 「多様性に“チャレンジ”意欲を醸成し、 イノベーティブなチームになる」 について一緒に考えていきたいと思います...

2024/11/20 ID:CA-0005727 ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン