安室奈美恵さん引退ニュースで考える働く女性のライフコース
安室奈美恵さんの引退ニュースは本当に驚きました。
アムロス現象を引き起こしたり、国内だけではなく
海外でも話題になりました・・・
それで、ふと思いだしたのが
1980年代の芸能界に見るライフコースです
この時代を象徴する大きく分けて3つのライフコース
★『百恵型』
山口百恵さんが人気絶頂期に結婚退職したのが1980年
以降は専業主婦に—良妻賢母として賞賛され憧れられた生き方です
★『聖子型』
松田聖子さんは約1年の育児休業を経て職場復帰。
百恵さんとは異なる生き方実母のサポートもあり、
プライベートは仕事に持ち込まず、華やかに軽やかにというイメージで
育児と両立という姿は働く女性の新たな理想でした。
ちょうど、彼女の出産した1986年は男女雇用機会均等法が施行された時期です。
★『アグネス型』
アグネス・チャンさんは1986年に出産し、
出産後も1987年に仕事に復帰、第一子が5ヶ月の頃から育児と仕事の両立を
目指した彼女がその両立方法として行ったのは、楽屋に子どもをつれていくという
新しいスタイルでした。これが、多くの著名人を巻き込んだ子連れ出勤論争、
もしくは、アグネス論争といわれる論争になりました。
1980年代は、このように、女性の生き方が変わってきた時代です。
それと同時に、どのような選択や両立の仕方をするのか
模索していた時代とも言えるでしょう。
当時は、労働市場でも徐々に両立という動きも活性化してきました
両立する場合は公私を切り分けるという意識が求められる風潮でした
仕事と子育ては切り離し、男性と肩を並べる働き方を
良しとする考え方も多く、アグネス型などは、当時はかなり批判されましたが
今は、社内保育園や子連れ出勤のできる企業に人気が集まっています
そして、今の時代ー
安室奈美恵さんは、出産、復帰、離婚
ストイックに仕事を追求する姿
かっこいいなぁと思っている女性も多いですね。
そのような中、引退ニュース。
その後、どうされるかは知る由もありませんが、
新しい事を始めるには、まだまだ十分すぎる時間がありますね。
地道にストイックに、ステージ活動を続けられ
さらに、一方で何か別のことも準備されていたとしたら
(あくまでも私の憶測です)
マルチステージ対応の人生100年時代を生き抜く
パラレルキャリア、そのものでは!?
などと思ったりします。
キャリアやライフコースの変化を考えつつ
安室さんに注目している私です。
このコラムを書いたプロフェッショナル
木山 美佳(キヤマ ミカ)
株式会社キャリ・ソフィア 代表取締役
最大手人材会社でキャリアコンサルタント・研修講師(西日本研修立ち上げ)。在職中は各賞の獲得、有名サイトでは登録660社のうち西日本第5位のコンサルとして掲載される。その後JAL系研修会社で多種多様な企業研修の実績あり。キャリ・ソフィア代表。

木山 美佳(キヤマ ミカ)
株式会社キャリ・ソフィア 代表取締役
最大手人材会社でキャリアコンサルタント・研修講師(西日本研修立ち上げ)。在職中は各賞の獲得、有名サイトでは登録660社のうち西日本第5位のコンサルとして掲載される。その後JAL系研修会社で多種多様な企業研修の実績あり。キャリ・ソフィア代表。
最大手人材会社でキャリアコンサルタント・研修講師(西日本研修立ち上げ)。在職中は各賞の獲得、有名サイトでは登録660社のうち西日本第5位のコンサルとして掲載される。その後JAL系研修会社で多種多様な企業研修の実績あり。キャリ・ソフィア代表。
得意分野 | モチベーション・組織活性化、キャリア開発、リーダーシップ、コーチング・ファシリテーション、営業・接客・CS |
---|---|
対応エリア | 全国 |
所在地 | 吹田市 |
- 参考になった0
- 共感できる0
- 実践したい0
- 考えさせられる0
- 理解しやすい0
無料会員登録
記事のオススメには『日本の人事部』への会員登録が必要です。