リモートワーク下でのラインケア
【ヒューマン・タッチ レター vol.102】
みなさん、こんにちは。
株式会社ヒューマン・タッチの森川です。
リモートワークと出社での勤務や、フルリモートでの勤務など、
ニューノーマルな勤務が広がる中、
「リモートワーク下でのラインケア研修」のニーズが高まっています。
管理監督者へのアンケートの中でも、
「コミュニケーションが一方通行になる」
「他部署との連携が難しい」
「状況が見えづらい」
「文章を打つのに時間が割かれる」
といった声があがっています。
今までの「職場」は、物理的に同じ空間に人々が集まる場を指していました。
同じ空間の中が前提で、「売上や利益」と共に
「ウェルビーング」をどのように上げていくかを私たちも考えてきました。
働きやすい職場づくりとして、明るさや匂いまた机の配置などから、
コミュニケーションの視点での気持ちの伝え方や、
苦手な人との付き合い方など幅広い分野での「職場環境改善」です。
これからの「職場」は、自宅やカフェなど、
「異なる空間」の集合体を指すようになるのだと思います。
「異なる空間」での「職場環境改善」や「安全配慮義務の履行」については、
試行錯誤が始まっているのが現状だと思います。
エビデンスがあるわけではないですが、
現時点で私が考える、管理監督者に求められる
「異なる空間」の集合体での「職場環境改善」と「安全配慮義務の履行」のヒントを
以下に記します。
・「安心安全な環境を作る」
→安全基地として居場所づくり、ねぎらいと相手を認める姿勢
・「上司の力を明示する」
→上司自身の信憑性を高める
・「マネジメントは【感情労働】であると認識する」
→傾聴、笑顔、言葉使い、ジェスチャー
・「いつもとの違いを知る」
→各種ツールの活用、「け・ち・な・の・み・や」リモートワークバージョン
・「接触可能性を高める」
→one on one の活用
・「働きがいを高める」
→「個人の価値」と「職場の価値」の明確化と摺合せ(重なりの再認識)
それぞれの内容で、セミナーの際には時間をさけるようなボリューム感ですが
上記の視点や要素が、職場の環境に応じて必要になるのではないでしょうか。
- モチベーション・組織活性化
- 安全衛生・メンタルヘルス
- コーチング・ファシリテーション
- チームビルディング
- コミュニケーション
通算500社以上のコンサルティング、900件以上の復職面談、年間100件以上のセミナーをこなすメンタルヘルス対策専門コンサルタントです。
メンタルヘルス対策の仕組みづくり、個別休職復職支援、ラインケアセミナー、セルフケアセミナー、全員面談、ストレスチェック、職場環境改善、災害・自死等の危機対応など、「こころ」の視点から、「いきいき職場づくり」をトータルに支援いたします
森川 隆司(モリカワ タカシ) 株式会社ヒューマン・タッチ 代表取締役 臨床心理士 公認心理師
対応エリア | 全国 |
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所在地 | 船橋市 |