無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

コンセンサスが得られない2つの理由~多様性を融合させる

今回は、
「多様性を融合させる」
について考えていきたいと思います。

 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■コンセンサスが得られない2つの理由
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

新入社員研修において、D&I推進のテーマで
コンセンサスゲームに取り組んだ時の話です。

新入社員の皆さんが振り返りの中で
全員が納得した1つの結論を出すためには、
話し合う前に意識のズレを解消しておかないと難しい、
という感想を多くの方がおっしゃっていました。

新入社員の皆さんの様子を見守りながら、
意見がまとまらない理由として
私は次の2点を取り上げました。

1)情報の量と質の違い
2)価値観の違い

この2点について認識がズレたままディスカッションをして
1つの方向性を出そうとしても、思うように進まないのが
ほとんどではないでしょうか。

今回、コンセンサスゲームを通して得られた気づきは、
新入社員の皆さんが今後仕事を進めながら、
ダイバーシティ&インクルージョンをもたらすための
ベースとなったと私は実感しています。

 

┏━━━━━━━━━━━━━┓
■多様性の融合に向けた下準備
┗━━━━━━━━━━━━━┛

事前に認識を合わせた上で方向性を決めるときに
是非活用いただきたいのが「フレームワーク」です。

<フレームワークとは>
意思決定や分析、解決したい問題を特定の型に落とし込み、
手順に沿って整理していくための、共通して利用できる思考の枠組み

フレームワークを活用すると、メンバーひとり一人の
観点を体形的・構造的に整理することで見える化でき、
さらに情報格差があれば、情報を持っているメンバーが
観点ごとに情報提供するなどして、だんだんと同じ視点で
ディスカッションができる準備が整います。

このフレームワークは、例えば会議の生産性向上にも
活用できるかと思います。

その場に居合わせたメンバーの意識・情報・目線を、
効率的に、MECE(漏れなく、ダブりなく)
合わせることに役立てることができるためです。

このように、チームの目的や目標について
関わる全員が意識合わせしたうえで
多様な意見・アイデアを出すという方法は、
まさにダイバーシティ&インクルージョンに向けた
大切な一歩となるのではないかと思います。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■D&Iをもたらすディスカッションを実現するために
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

今回のコンセンサスゲームは
新入社員のみで実施したため、
情報格差はあったものの、役職条件等に左右されず
ニュートラルな捉え方が功を奏して
気づきの多い場になりました。

もし、これが当社が多く関わる機会の多い、
リーダー・管理職クラスだったら
場合によっては役職や年齢が上の方の意見に
全員の意見が偏ってしまう可能性もあるかもしれません。

もし、そういう職場風土が残っているとすれば、
ダイバーシティ推進が思うように進まない、
といったことになってしまうかと思います。


経験値も、持っている情報の量と質も違う、
そんな多様な人材が、互いに目線を合わせて、
何を優先し、何を目的ゴールにするのかということを
しっかり意識合わせした上で、新しいことを生み出して
いけるようなディスカッションができる、そんな関りが
組織の中で実現できればと私は願っています。

ダイバーシティ推進担当者の方や、人材育成などに
携わる方には、ぜひ多様性を融合させるための
具体的な取り組み施策についても、検討していただく
機会を設けていただければ幸いです。

  • 経営戦略・経営管理
  • モチベーション・組織活性化
  • キャリア開発
  • リーダーシップ
  • マネジメント

◆技術系企業D&I突破口となる次世代リーダー・女性管理職を育成

元NTT女性管理職10年、約500名のSE部門における人事育成担当3年の豊富な現場経験を持つ。これまでのべ5,000人以上の技術系企業のリーダー・管理職育成に携わる。専門は技術系企業に特化したD&I推進コンサルティング。

細木聡子(ホソキアキコ) 株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士

細木聡子
対応エリア 全国
所在地 千代田区

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

このプロフェッショナルの関連情報

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム

会社とメンバーの思いを繋ぎ、チーム成果を高めるリーダーの役割

細木聡子(株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士)

今回は、 「会社とメンバーの思いをつなぎ、 チーム成果を高めるリーダーの役割」 について一緒に考えていきたいと思います。...

2024/11/26 ID:CA-0005735 リーダーの心得