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自ら働く意義を捉え、自業務の理解を促す~経営的視点の重要性

┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
■経営的視点の重要性
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛

現在、複数の技術系企業様において、
管理職の一歩手前の社員の方を対象とした育成プロジェクトが
進行しています。

長期プロジェクトで自業務の課題実践に取り組んでいただく中で、
講師である私から一人ひとりに課題へのフィードバックコメントを
させていただくのですが、そこで改めて痛感しているのが

「経営的視点の重要性」

です。

管理職として業務に当たられている方にとっては
経営的視点を意識するのは当然だと思いますが、
その一歩手前の担当者レベルとなると、経営的視点を
意識しているかどうかは、本人次第であることが多々あるかと思います。

「担当者レベルに経営的視点は不要」
という考え方があることは承知の上ではありますが、
それでもやはり私は、どんな立場にあっても
経営的視点を持って業務にあたること、
経営的視点で物事を考え捉える力を養うことは
早いうちに意識してもらえる環境を整えておく、
という意味でも重要であると考えています。

 

┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
■自ら働く意義を捉え、自業務の理解を促す
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛

私がかつて会社に入社してすぐに受けた
研修に経営的視点で考え行動する
といった内容がすでに組み込まれていたのを覚えています。

今思えば、当時は経営的視点で事業計画を作るといった
ワークに取り組んだものの、その内容は十分検討できずに、
正直よく分かっていなかったと思います。

それでも、新入社員に対して経営的視点を持たせようと
意識して教育していた当時の会社は、人材育成に対して
真摯に向き合い、本気で育てようとしてくれていたんだと
今になってそのありがたみをしみじみ感じています。

もし、経営的視点が十分に醸成されていないと、
普段仕事をしていても

「言われたことをやる」
「目の前のことを粛々とこなす」

という意識が多くを占めてしまう可能性が高く、
それが続くと「やりがいがない」「何のために働いているのだろう」
とモチベーション低下を招くことにもつながりかねません。

経営的視点を持っていると、自分の手で、自分の働く意義を見出し、
自分の役割を会社が求めるそれと同じように把握できるようになります。

そのことが、成果を出すための取り組み、行動、必要な情報を自ら取りに行く、
といったことに直結し、長期的な視野で自業務の理解が促進されると考えています。

また、経営的視点は、自業務や自社の取り巻く状況のみならず、
社会全体から俯瞰した実態を把握しやすくなることは言うまでもありません。

冒頭でご紹介した熊本県の講演会においても、
女性役員候補者向けということもあるので、私自身が経営視点を持って
働くようになったきっかけなど、経験談を含めてお話ができればと
思っています。

 

┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
■知識と実践はセットで!
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛

経営的視点の重要性についてお伝えしてきましたが、
当社の管理職育成プログラムでも経営的視点の醸成は必須コンテンツです。

経営的視点から物事を捉え、そこから見た自業務の課題を設定し、
さらに自チームの課題も設定して、実際に解決に向けた取り組みを
長期プロジェクトとして実施するという内容です。

経営的視点で考えられるようにならなければ、
現状の課題について、本質的な原因(真因)を導き出すことも、
課題解決のための最適な優先順位付けも難しく、結果として
根本解決策につながりづらくなってしまうことは言うまでもありません。

それは、最終的に会社が求める成果、すなわち
十分な「会社成長」とはなりづらいのではないでしょうか。

そういう意味でも、繰り返しになりますが、
経営層・管理職といった経営に近い立場の方のみならず、
担当者クラスなど社員一人ひとりが経営的視点を早いうちから
醸成する取り組みは必要不可欠であると私は考えています。

経営的視点を醸成するために、知識的な部分は書籍で学ぶことも
1つだと思います。

とはいえ、実際に自分の手を動かし、自分の業務を経営的視点で
把握し、課題解決に取り組むという実体験を通して、
しっかりと自分の中で腹落ちさせる作業も更なる理解促進には
必須の取り組みだと考えています。

実践は、取り組むためにどのように考えたのか、取り組み手法は
どうやって選んだのか、さらに業務上の様々な仕組みを理解するなど
多岐にわたって経験できるという大きなメリットを備えているかと思います。

特に、人事部など人材育成に直接携わる方には、
社員ひとりひとりが経営的視点を醸成しながら実践する機会を設けるような
育成施策をご検討いただきたいと思っています。

その取り組みを通して、自分自身が最もパフォーマンスが上がる
スタイルを確立し、さらに自分以外のチームメンバーの力も引き出し、
それぞれの力を集結してチーム成果を出せるような、
そんな人材育成につながる取り組みにつなげて行って欲しいと思います。

このコラムを書いたプロフェッショナル

細木聡子

細木聡子(ホソキアキコ)
株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士

元NTT女性管理職10年、約500名のSE部門における人事育成担当3年の豊富な現場経験を持つ。これまで延べ7,700人以上の技術系企業の女性管理職育成に携わる。技術系企業のジェンダーギャップ解消を突破口としたダイバーシティ経営推進を支援。

元NTT女性管理職10年、約500名のSE部門における人事育成担当3年の豊富な現場経験を持つ。これまで延べ7,700人以上の技術系企業の女性管理職育成に携わる。技術系企業のジェンダーギャップ解消を突破口としたダイバーシティ経営推進を支援。

得意分野 経営戦略・経営管理、モチベーション・組織活性化、キャリア開発、リーダーシップ、マネジメント
対応エリア 全国
所在地 千代田区

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