管理職として大事なこと
先日ラジオ出演した自分の公開動画を客観的に見ていて、改めて気がついたことがあります。それは、管理職にとっても大事なことだと感じたことでした。
■役職を離れた後にわかる"真の姿"
世の中には優れた管理職の方がたくさんいます。
そんな優れた管理職の方であっても、その役職を離れた後の状況には「差」が
生まれているということに気づきました。その差は、大まかに以下の2つに分けられます。
●社内で出世コースに乗って、一流ともてはやされていたものの、
定年や異動などで、その役職を離れてしまうと、周囲から手のひらを返したように冷たい対応をされてしまう人
●出世コースに乗っていなくても、いつまでも、上司や部下と信頼関係を保ち、交流し続けている人
私は後者の管理職が真に優れたリーダーだと思っています。
■真に優れたリーダーのあり方
この真に優れた管理職に共通しているところがあります。それは、
他人への貢献を追求するといったあり方です。
人はその人の信念や信条に引きつけられ、立場を度外視して、
ついていきたい、と思うのではないでしょうか。
このあり方の軸が周りに大きな影響力を与え、大きな人望を得ることが出来るのです。
■人間力の基礎
管理職の仕事は自分でバリバリと仕事をすることではありません。
チームのパフォーマンスを上げ、社員を育成して、チームの成果を最大化する、
といった関わりをすることです。
よって、管理職として成果がでるかどうかの差は、管理職として仕事をしている
お一人おひとりの人間力によって差があるものだということです。
この人間力の基礎となるのが、先に述べたその人自身の「あり方」だと私は思っています。
■女性が管理職に向いている理由
女性管理職の約8割が辞めたい、と思っているという調査結果があります。
管理職の仕事は大変、子供がいる私はとてもとてもそんな長時間労働は出来ないし、
ストレスも抱えたくない!と、私の元へ相談にやってくる女性管理職も後を絶ちません。
しかし、本来管理職の仕事とは、会社の中で、一番やりがいがあり、かつ重要な仕事です。
そして女性に向いている仕事であると、私自身の経験からも確信しています。
管理職の仕事は時間をかければ良いものではありません。
自分自身のあり方の軸を作り、意識を変える、そんなちょっとしたことで、
管理職としてのチーム成果をぐんぐん上げることが可能なんです。
そんな素晴らしいポジションに、すでに女性管理職である方はもちろん、
次世代女性リーダーとして活躍する多くの女性たちにも気づいていただきたいと思っています。
- 経営戦略・経営管理
- モチベーション・組織活性化
- キャリア開発
- リーダーシップ
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◆技術系企業D&I突破口となる次世代リーダー・女性管理職を育成
元NTT女性管理職10年、約500名のSE部門における人事育成担当3年の豊富な現場経験を持つ。これまでのべ5,000人以上の技術系企業のリーダー・管理職育成に携わる。専門は技術系企業に特化したD&I推進コンサルティング。
細木聡子(ホソキアキコ) 株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士
対応エリア | 全国 |
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所在地 | 千代田区 |
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