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やさいサポーターズ
障がい者雇用と農業支援を両立し、企業の社会的責任と健康経営に貢献するサービスです。
このサービスのポイント
- 社会貢献と経営貢献の両立
- 障がい者雇用と農業支援を同時に実現し、企業の社会的責任と健康経営に貢献します。
- 低コストと手厚いサポート
- 初期費用を抑え、専門のコーディネーターによるきめ細やかな就労支援を実施。障がい者雇用の負担を軽減します。
- 福利厚生の充実
- 農園で収穫された新鮮な野菜を「OFFICE DE YASAI」の商品としてオフィスでご提供。社員の健康増進と企業イメージ向上に寄与します。
サービスDATA
対象企業規模 | すべての企業規模 |
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対応エリア | 全国 |
費用 | 初期費用:¥2,000,000円~ 月額費用:¥350,000円~ 詳細はお問い合わせください。 |
導入社数 | 導入社数非公開 |
サービス詳細
『やさいサポーターズ』の概要:障がい者雇用と農業支援を両立
『やさいサポーターズ』とは、障がい者雇用支援と日本の農業が抱える労働力不足の解決を同時に実現するアウトソーシングサービスです。株式会社農協観光(JAグループ)と株式会社KOMPEITOが提供しており、食の福利厚生サービス『OFFICE DE YASAI※』と連携することで、農業と企業の健康経営に貢献します。
本サービスは、農業に意欲と適性のある障がい者を企業が直接雇用し、JAグループが運営する「農福ポート」に配属することで、農業現場の労働力不足解消に貢献します。現在、約50社、約250名の障がい者スタッフが活躍しており、収穫された野菜の一部は『OFFICE DE YASAI』の商品として企業に提供され、企業の福利厚生の充実と健康経営をサポートします。
※『OFFICE DE YASAI』:「100円で食べられる設置型健康社食(R)」として、オフィスに冷蔵庫を置くだけで、新鮮なサラダやフルーツ、惣菜、軽食などを手軽に提供する福利厚生サービスです。全国に対応しており、省スペースかつ低コストで導入が可能です。
開発背景:深刻化する農業課題と障がい者雇用の解決に向けて
『やさいサポーターズ』は、日本の農業が抱える深刻な課題と、障がい者雇用のニーズに応えるために開発されました。
農業分野では、後継者不足や従事者の高齢化(平均年齢68歳)が進行し、労働力不足が深刻化しています。これにより耕作放棄地が増加し、食料自給率の低下も懸念されています。一方で、就労意欲のある障がい者の中には、通勤圏内に企業が少ない、オフィス勤務や電車通勤が難しいといった理由で就職に課題を抱える方が少なくありません。また、特別支援学校などで農業を学び、農業分野での就労を希望する声も多くあります。
『やさいサポーターズ』は、これらの社会課題を解決するため、「農福連携」を推進しています。企業が農業に意欲のある障がい者を直接雇用し、農福ポートで農業支援に従事してもらうことで、農業の労働力不足解消と障がい者の新たな雇用創出を両立させます。さらに、雇用した障がい者が働く農場で収穫された野菜が企業の福利厚生サービス『OFFICE DE YASAI』に活用されることで、企業の健康経営にも貢献し、三方よし(農業者・障がい者・企業)の関係を築いています。
『やさいサポーターズ』の特長
『やさいサポーターズ』は、以下の3つの特長により、企業が障がい者雇用を円滑に進め、企業価値向上に貢献します。
■低コストから開始
やさいサポーターズは、一般的な農園型障がい者雇用サービスと比較して、初期費用を抑えることが可能です。農園や栽培装置の購入費が不要で、人材紹介料のみで始めることができます。また、農作業の請負料金が企業に支払われるため、実質的な月額負担額を軽減できます。
■企業と障がい者を手厚くサポート
農協観光が運営・管理する「農福ポート」には、農福コーディネーターが常駐し、企業が雇用した障がい者スタッフとサポーターをサポートします。農福コーディネーターは、農場までの送迎、スタッフやサポーターとの面談、福祉施設との連携、新規農作業の開拓など、多岐にわたるサポートを提供し、企業ユニットが安心して業務に取り組める環境を整備しています。また、採用前の体験見学会や実習を通じて、農業への適性や仕事への姿勢を評価し、企業への紹介を行うため、採用後の定着も手厚くサポートします。
■企業のブランドイメージ向上
本サービスは、法定雇用率の達成だけでなく、農業が抱える課題解決と障がい者の新規雇用に貢献することで、企業の社会的責任(CSR)を果たすことができます。さらに、障がい者スタッフが収穫した野菜が『OFFICE DE YASAI』の商品として自社に提供されることで、社員の健康経営を推進し、企業のブランドイメージ向上にもつながります。
『やさいサポーターズ』の主なサービス
『やさいサポーターズ』は、障がい者雇用に関するプロセスをワンストップで支援します。
■マッチング支援
農業に就労意欲のある障がい者を、地域と連携して募集・紹介します。体験見学会や5日間の実習を通じて、農業への適性や仕事への姿勢、対話能力などを評価した「農作業評価シート」と、福祉施設による「推薦状」を企業に提出するため、ミスマッチを防ぎ、安定した雇用に繋げます。
■就労支援
雇用された障がい者スタッフは、JAグループが運営する「農福ポート」に配属され、地域の農業者から請け負った農作業に従事します。農福ポートには、農福コーディネーターが常駐し、作業の指導やスタッフのメンタルケア、福祉施設との連携など、手厚いサポート体制が整っています。
■労働力の還元
障がい者スタッフが農作業に従事することで、労働力不足に悩む農業者の支援に貢献します。農業者から企業に請負料金が支払われるため、企業の経済的負担も軽減されます。
契約特典:『OFFICE DE YASAI』基本料金無料
『やさいサポーターズ』の契約企業は、『OFFICE DE YASAI』の月150個プランが実質無料で利用できます。障がい者スタッフが働く農場で収穫された新鮮な野菜の一部は、『OFFICE DE YASAI』の商品として活用され、企業の健康経営に貢献します。
サービスの流れ
日程・トピックス | 内容 |
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導入3か月前 |
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導入1〜2か月前 |
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就業開始 |
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採用1か月後以降: |
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よくある質問
- 就業先の農場はどこにありますか?また全国に対応していますか?
- やさいサポーターズは全国の企業様で利用可能です。農場は、埼玉県、神奈川県、愛知県、静岡県内中心に30箇所以上ございます。
- ご紹介いただく、障がい者の方の種別はありますか?
- 主に知的障がい者の方と精神障がい者の方が半数ずつの割合でご紹介しております。
- 障がい者の方に農業って負担は大きくないですか?
- 軽度の知的障がい者には単純な作業に集中して取り組むことの得意な方が多くいらっしゃいます。地元JA・農場と連携し、作業を分解するなど工夫を加え、明確な指示を伝えることで、正確で丁寧な仕事を行えるよう、障がい者の方の健康面、安全面に考慮した業務を委託してもらっています。