仕事と育児、介護そしてキャリアとの両立体験記
株式会社ユメコムの橋本珠美です。
仕事=常務取締役としての顔
子育て=母の顔
介護=嫁、娘としての顔
色々な顔を持ち、日々やりがいを持って前進しています。
そんな私でも、落ち込んだり、大変な時期があったり…
今でも続く、両立生活をシリーズでお伝えしてまいります。
老若男女問わず、このコラムが役立ちますように願っています。
【第2回】
■29歳で妊娠、出産
30歳を目前にし、私は妊娠した。
心から嬉しいと思った気持ちは今でも忘れない。
一方、仕事の面では、自分がしたい仕事が見えてきた頃だったので、
しばらく仕事を休むことに不安を感じたのも事実。
その不安は、言葉にはできなかった。
言ってしまうと主人やお腹に宿った子どもに悪い気がしたから。
幸い、悪阻もひどくなく、仕事は産休直前まで続けることができた、
と周りは思っていたと思う。
しかし、通勤では何度も途中下車をすることがあり、
早めに出勤したり、会議中に吐き気をもよおしても
なかなか席を立てず我慢したり。
妊婦としての苦労はそれなりにあった。
家庭においても、昔堅気の義父母は、
妊婦として仕事を続けている私の姿をあまりよくは思わなかったようだ。
会うたびに「あなたの身体はお腹の赤ちゃんの健康のためにある」
といわれ続けた。
「仕事はもう休んだら?」とハッキリ言われたこともあった。
家族は誰も仕事のことは聞いてはくれない。
仕事を頑張っていることを褒めてもくれない。
「仕事と妊娠の両立」は、身体的にも結構大変で、
精神的も、時々家族から責められているように感じることがあるように思う。
そんな約10カ月を過ごし、
私は産休に入り、無事出産し「母」になった。
就業に必要だったと思うこと
対象:第1子出産後も就業の継続を希望していたが、継続しなかった女性
(出典:内閣府ワークライフバランスに関する個人・企業調査2013年より一部抜粋)
「両親等親族のサポートが得られていれば」 37.7%
「配偶者の積極的なサポートが得られていれば」 29.2%
つづく
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「仕事と介護の両立支援」のスペシャリスト
仕事と介護、そして子育てを続ける経験と、創業17年の株式会社ユメコム「シニアサポートデスク」の相談実績をもとに、事例と自身の経験を取り入れたセミナーは、企業や社員の意識を確実に高めます。
橋本 珠美(ハシモト タマミ) 代表取締役、産業カウンセラー
対応エリア | 全国 |
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所在地 | 京都市中京区 |
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