面接官トレーニングで、「入社したい意欲」を高める!

社員と会社組織との絆を深める研修及び施策の事例6-3

介護施設の事例

『面接官トレーニングで、「入社したい意欲」を高める!』

  これまでの面接方法では、いわゆる勤務時間や勤務曜日、

給与面など条件面での確認と、これまでの経験を聴くのみに終始していました。

するとこちらから採用と伝えても、採用辞退が多かったり、

採用して入社してからのギャップが生じしてしまい早期離職者が多いというのが課題でした。

 

そこで、面接官トレーニングを実施し、

応募者に「面接時にここで働きたい」と思ってもらえるような面接、

入社してからもギャップの生じない面接を実施しました。

 

面接時にきちんと応募者のこれまでの経験で培った良いところを見抜き

しっかり認めてあげる発言を行うことと、入社してからやってもらうこと、

そこで得られるもの、逆に大変だと想定されることも包み隠さず話すことを徹底していきました。

 

すると、「他にも面接を受けている会社がありますが、是非御社で働きたいです」

といったことを言ってくれる応募者が多くなりました。

また入社してからの早期離職者も減りました。

 

これはある程度面接時に入社してからのことを聞いていたので、

イメージが湧きやすく、こんなこともあるんだなと思って入社しているので、

何か問題が起こった時にも

「それほど驚かなかった。こんなこともあるんだな、と思っていたので」

という反応が増えたそうです。

 

特にアルバイトパートさんの面接では、

ほとんどの時間を説明と確認で終わっている企業が多いですね。

しかしそれだけでは入社してからのギャップは生じてしまいます。

たった10分でもいいので、応募者の良いところを伝えてあげること、

そしてそれが入社してからこういうことで役に立つということを

伝えてあげることが入社意欲を高める1つになります。

 

 

このコラムを書いたプロフェッショナル

山口 しのぶ

山口 しのぶ(ヤマグチ シノブ)
株式会社キャリアチアーズ 代表取締役

机上の空論ではなく、『現場で即使える!使って変化成長を実感できる!』をふんだんに盛り込んだ、『楽しく面白く笑いながら学ぶ』をメインコンセプトに、これまで100社以上で『成果の出る研修』を行ってきました。「共に汗を流す応援団」がモットー。

机上の空論ではなく、『現場で即使える!使って変化成長を実感できる!』をふんだんに盛り込んだ、『楽しく面白く笑いながら学ぶ』をメインコンセプトに、これまで100社以上で『成果の出る研修』を行ってきました。「共に汗を流す応援団」がモットー。

得意分野 モチベーション・組織活性化、リーダーシップ、コーチング・ファシリテーション、チームビルディング、コミュニケーション
対応エリア 全国
所在地 北区

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