考える力=〇〇思考+○○思考という見方 イズ キング
「考えるエンジン」と聞いて、”あ!”と思ってくれた方、ありがとうございます。
最近では『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト』や『コンサルが「マネージャー時代」に学ぶコト』などのタカマツボンで”お!”と思ってくれた方、本当にありがとうございます。
ということで、考えるエンジンコラム#3は「考える力=〇〇思考+○○思考という見方 イズ キング」と題してまして、
書いていきたいと思います。
さて、このコラムも3つ目になりました。「日本の人事部」さんを初めて、3日ですので、3日坊主の境目に突入しております。が、日ごろから講義や講演で話している話を少しでも、皆さんに届けていきたいと思います。
ということで、今日のテーマは
「考える力」
皆さんは「考える力は何ですか?」と聞かれたら、なんと答えますか?
その時に、色々な定義がありますよね。私の師匠の一人である「ウイニング受験英語」の加藤昭先生からは、
遠い昔、それこそ、私が高校生の時に、こういっておられた。
「考えるとは言葉を紡ぐこと」
と。その時は全く分からなかったですが、今ではわかります。だからこそ、
何か物事を考える、深めるときはPPTではなく、ワードに向き合うといつも教えております。
ワードに向きあう=言葉を紡ぐ、自分の頭の中にあることをつないでいく、それもなんとなくではなく、言語化しながら、つないでいく。このように、いい定義というのは、そのあとの行動を規定するものとなります。
ですから、定義はなんでもいいです。そして複数あってもいいです。行動が変わるなら。なんでもいいです。
まぁあ、話はそれますが、本当に世の中、「定義」で議論していることがありますよね。
それは無意味なんですよ。そのあとの行動がどう規定され、変わるのか?をセットで考えないと。
で、その意味で、考える力を磨く意味で、この定義がパワフルです。
考える力=論点思考+戦略思考
そして、
論点思考=「問い」を磨く考え方
戦略思考は「解」を磨く考え方
になります。そうなんです。ざっくりいえば、この2つの観点で、考える力を捉えることができます。
だから、皆さんが、自分自身なり、研修なりで、考える力を磨くときにこのどちらを磨こうとしているのか?
を意識するだけで変わります。
論点思考でいえば、僕の「考えるエンジン講座」もですし、世の中で最も名著な論点思考の本は「ライトついてますか?(ドナルド・G・ゴース」になります。まだまだ、名著はありますので、またいつか、ご紹介します。
戦略思考でいえば、もちろん、「企業参謀(大前研一)」が名著となります。
僕の『「暗記する」戦略思考』もその題名通り、戦略思考になるわけです。
このように、捉えると磨きやすくなりますので、是非とも意識してみてください。
そして、論点思考と戦略思考がどっちが大切か?と言われれば、当然、論点思考です。
なぜなら、「問い」がないと、始まらないからです。だから、論点思考が考える力界隈の神だと思っています。
ですので、皆さんも考える力を磨くなら、「論点思考」から磨いてください。
ということで、今回はここまでにします。
次回の考えるエンジンコラム#4は「フェルミ推定をバカにしてませんよね?」を語りたいと思います。
- リーダーシップ
- マネジメント
- プレゼンテーション
- ロジカルシンキング・課題解決
論点思考を伝授!『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト』等の著者自ら教える、圧倒的に変わる、プラクティカルな「考える力」「働き方」の講義
少人数で僕が丁寧に熱っぽく教えさせて頂いております。F2Fで「コ」の字で会議室で行い、「ほわっとなんとなくわかった」とか僕の講座にはありません。先日も自ら受講したJFE商事の部長から「僕らはこの論点思考で足りなかったんだ」と叫んでました。
高松 智史(タカマツ サトシ) 考えるエンジン講座代表・『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト』等の著者
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