パブリック・スピーキングへの恐怖を克服する7つのステップ
パブリック・スピーキングは、今すぐ利用できる最も有効なマーケティングツールです。「導入コスト」はほぼゼロに近く、商品やサービスのマーケティングや営業の強い味方となってくれます。しかし、ほとんどの人がこの有効なツールを採用することに躊躇しています。なぜなら、オーディエンスの前で話すことに恐れを抱いているからです。ここでは、その恐怖を克服するために誰にでもできる7つの簡単なステップをご紹介します。
1.「自分は自分が思い描いたとおりの人間になる」とアブラハム・リンカーンは言いました。
スピーチに臨む前に、ポジティブな言葉を考え書き出しましょう(例:「私は世界一素晴らしいスピーカーだ」など)。そうすれば、不思議とそれを信じるようになり、その通りになります。「セルフトーク」をコントロールし、弱い面の自分に支配されないようにしましょう。
2. 「継続は力なり」
人生における他のすべてがそうであるように、物事はやればやるほど上達します。話すために使えるチャンスはすべて活かしましょう!
3. 下着姿になった聴衆を思い浮かべる
一見そぐわない考えに思えますが、オーディエンスもしょせん自分と同じ人間だと気付くことで恐怖心は直ちに鎮まるでしょう。
4. 計画と練習
すばらしいプレゼンテーションの90% は、すばらしい計画から成り立っています。不安を最小限にしたいならば、オーディエンスを知り、話すテーマについて研究し、意味のあるつながりを持ったアウトラインを用意し、それを実践しましょう。パワーポイントの細かい部分を修正することばかりに時間を使っていませんか?必ず発表のリハーサルと練習に十分な時間を割きましょう。
5. うまくいったプレゼンテーションをイメージしてみる
心惹かれるオープニングとメインテーマ、そして最高のクロージングを思い描きましょう。オーディエンスは笑顔で、あなたの知性あふれるユーモアに笑い、終了時には惜しみない拍手が沸き起こっています。そしてステージを降りたあなたには賞賛の言葉とともに多くの人が駆け寄ってくる様子を思い浮かべましょう。一流のアスリートは、このテクニックを使いすばらしいパフォーマンスをイメージし、そして実現させることができるのです。
6. 自分のスタイルを尊重する
自分らしさを存分に表現しましょう。恐怖というものは、スピーカーが自分とは違ったスタイルに無理やり合わせようとすることから来ています。コメディはプロに任せましょう。スティーブ・ジョブズやオバマ大統領になろうとする必要はないのです。ありのままの自分になりましょう。人は誰しも「偽物」を見つけることが得意です。自分ではない誰かになりきろうとすると、あなたのプロとしての信頼性に致命的なダメージを与えてしまいかねないので気をつけましょう!
7. プレゼンテーション会場には早めに到着する
早めに会場に到着することは大きなメリットがあります。その部屋の雰囲気に慣れ、機材のコンディションを確かめ、レイアウトが適切かを確認し、プレゼンテーションのリハーサルをする余裕が得られます。通常はスピーカー以外の「担当者」が部屋の設定をすることが多いので、プレゼンテーションに適した部屋のレイアウトを理解していない場合が多くあるので気をつけましょう。それから画面が見やすくなるようにとプレゼン中に部屋の照明を消してしまう「おせっかいなスタッフ」にも注意しましょう。あなた自身が視界から消えてしまい、さらにあなたからもオーディエンスが見えず、彼らの反応を確認することができなくなってしまいます。早めに到着し、オーディエンスと交流することで、参加者自身のことや参加理由などの情報を得るようにしましょう。名前を多用することも重要です。「先ほど真澄さんと話していて、彼女が言うには...」こうすることで、すぐにつながりを持つことができ、真澄さんもあなたに気づいてもらったことに感謝し、あなたの大ファンになってくれるでしょう!
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豊富なビジネス経験により、業種・分野・職種および領域を問わない幅広いコンサルテーションが強みです。
外資系企業を中心に、セールス・マネジメント職および経営職を経験してまいりました。
常にお客様のビジネスゴール達成を念頭に置いた、Customer-Orientedな人材育成プランをコーディネートし、具体的なプログラムをご提案いたします。
山本 有浩(ヤマモト アリヒロ) 営業部 部長
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