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海外駐在員が直面する3重苦を知っていますか?

「赴任先で目先の仕事に追われる日々で肝心のマネジメントについて考える機会がない」

「何がタブーになるかわからないので恐る恐るコミュニケーションしている。国民性や宗教による考え方の違いを知りたい」

「部下に指示が伝わっているか不安。また、なかなか提案がでてこない」

 

これらは駐在員向けの研修参加いただいている方々からのコメントの一部です。

 

海外駐在員は、言葉や文化の異なるアウェイ(異文化)に身を置くことのみならず、職責も日本で勤務しているときよりも高いポジション・権限・部下の数(マネジメント)となります。また、海外では日本と比べて担う役割が拡大し業務遂行に加え「本社方針・戦略の実行」「ローカル情報収集と本社・拠点間の連携」「技術やノウハウ移転」「現地幹部の育成」などもカバーすることになります。さらにはそもそも「日本におけるマネジメント経験なしで駐在・海外で初めてマネジメントをする」という方もいます。

 

 

このように

(1)アウェイである海外において

(2)日本よりも高いポジション・権限(または部下の人数)と役割拡大に対応し

(3)人によってはマネジメント経験のないまま

海外でマネジメントとするという、「グローバルマネジメントの三重苦」ともいえる状況に陥っている人も少なくありません。

 

海外赴任とはキャリアの移行(トランジッション)です。ぜひ「グローバルマネジメントの三重苦」を踏まえたうえで、スムーズな着任と能力発揮のための環境整備をしていただければと思います。

  • 経営戦略・経営管理
  • モチベーション・組織活性化
  • グローバル
  • リーダーシップ
  • マネジメント

次世代リーダー育成をはじめ世界で通用する人づくり、組織づくりをテーマに活動。グローバル経営、外国籍社員の活用/ダイバーシティマネジメント等。

「企業と人材」「賃金事情」「人事実務」「労政時報」「人事マネジメント」「グローバル経営」寄稿、「外国人社員の証言 日本の会社40の弱点」(文藝春秋)。政府会議有識者、大学講師、防災士、富士スピードウェイ走行ライセンス所持、グリーフケア勉強中

小平達也(コダイラタツヤ) 株式会社グローバル人材戦略研究所

小平達也
対応エリア 全国
所在地 港区

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