無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

新聞記者が「本音」を聞き出す方法と「心理的安全性」

「毎日3人と名刺交換をするように」

20年以上前、新聞記者になった時、上司に言われた。なかなか高いハードルだったが、500枚収納の名刺フォルダーは10冊近くになった。商売柄、大変失礼だが、話をする相手が信用できるか意識してきた。嘘以外にも、建前や誇張は私も含めて誰にでも話の中にはあるものだ。ただ、そのまま聞き流して記事にしても真実味があるとは言えない。

取材の際、聞き方を変えたりして同じ質問を繰り返すことがある。こちらはメモをしているので、答えが変わるとすぐに分かる。嘘を言っているのか、データを過大または過小に見せたいのか、顔には出さず意図を探る。

新聞社の新規事業として研修事業に携わるようになり、「心理的安全性」について詳しく知った。記者が取材相手から本音を引き出すのに必要な状態と同じだと思った。取材相手だって記者を警戒している。こちらも相手を疑ってかかっている。信頼関係はすぐに築けるものではない。

「心理的安全性」については著書や研究が多いので、数千人から本音を引き出そうとした経験を頼りに言うと、とにかく相手に話をしてもらうことが重要だと思う。当たり前のように聞こえるが、二つの面がある。

ネタの売り込みなど自分から話をしたい人や、自らの言葉で話せる人などには聞き役に徹し、ポイントポイントで質問をしたり、話が矛盾する部分を聞き直したりして関係性を強化していく。

一方、不祥事の記者会見など、相手ができるだけ話をしたくない、隠したい時には、こちらがしゃべり続けるしかない。答えられる、あるいは、答えたい質問になるように聞き続ける。

研修にも二つのパターンがある。前に立った講師が話を続けるスタイルと、受講者の話が中心に進むスタイルだ。研修テーマや状況などで使い分けるものだと思うが、日帰り登山やハイキングなどに取り組む野外教育では、米国発の「SPECモデル」を重視している。SPECは「受講者自ら(Student-Centered)」が「問題解決の過程(Problem-Based)」で「体験を分析(Experiential)」し、「他のメンバーと協働(Collaborative)」するの頭文字。

講師は問題の解決方法を教えることはせず、受講者たちが話し合い、答えを見つけ、実行する。

SPECモデルの研修は、受講者の「心理的安全性」が担保されていることが前提条件。これを作り出すのが仕事なのは、新聞記者と同じだと感じている。

  • 福利厚生
  • リーダーシップ
  • チームビルディング
  • コミュニケーション
  • リスクマネジメント・情報管理

経済記者の企業取材の視点でニーズを聞き、オーダーメイドで研修を設計します。

経済キャップとして企業取材。日本電産の永守重信会長をはじめミネベアミツミ、セイコーエプソンなど長野県に拠点がある企業トップのインタビュー多数。テレビ信州(日本テレビ系)記者から転職。長野県政キャップ、社会キャップ、総合面デスクなどを経て現職

村澤圭一(ムラサワケイイチ) 信濃毎日新聞社ビジネス開発室次長 「信州アウトドア研修」プロジェクトリーダー

村澤圭一
対応エリア 全国
所在地 長野市

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

このプロフェッショナルの関連情報

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム

多様性にチャレンジ意欲を醸成し、イノベーティブなチームになる

細木聡子(株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士)

今回は、 「多様性に“チャレンジ”意欲を醸成し、 イノベーティブなチームになる」 について一緒に考えていきたいと思います...

2024/11/20 ID:CA-0005727 ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン