【伝え方が9割】絶体絶命!プレゼンにサンプルが間に合わない!
【相談者:ハヤシさん(34歳/男性/広告)】
先日のことです。
大事なプレゼンが迫っているのに、サンプルの印刷がまだ。
大慌てで取引先の印刷会社に持ち込んだものの、「繁忙期だから4日はかかる」とのこと。
「いやいやいや、勘弁してくれよ。プレゼンは、明後日なんだよ。
これが間に合わないと、俺は終わりだ」と、もの凄く焦った。
「なんとかなりませんか?」って言っても、担当の山下さんは
「他の依頼もあるので、できません」の一点張りで……。
結局、サンプルなしでプレゼンに臨むことに。
当然、クライアントの反応は微妙だし、
上司からも今までにないくらい怒鳴られ、本当に散々でした。
山下さんへのお願いの仕方が悪かったのでしょうか?
【言ってしまいがちなダメな例】
×「なんとかしてください!間に合わないとまずいんです!」
取引先に無理なお願いをしないといけない場面、よくありますよね。
ストレートに言っても、なかなか受け入れてはもらえないでしょう。
繁忙期なら、なおさらです。
【今の時代に効く伝え方】
◎「山下さんだけが頼りなんです。
これからもたくさんお仕事を頼みたいので、お願いします!」
そんなときは、伝え方の技術「あなた限定」が有効です。
「あなただけ特別」と伝える方法です。
人は、特別扱いされると、優越感からお願いを聞きたくなるのです。
「山下さんだけが頼りなんです」と言われれば、
山下さんも「なんとかしてあげようかな」と思ってくれやすいでしょう。
さらに、「これからもたくさんお仕事を頼みたい」と伝えているのも、ポイントです。
「仕事がたくさんくる」というのは、山下さんにとって嬉しいことです。
山下さんにとってもメリットがあるので、お願いをきいてくれやすくなるのです。
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人事の皆さん
伝え方は、誰でも学べます
センスではなく、技術があるんです
- モチベーション・組織活性化
- リーダーシップ
- マネジメント
- チームビルディング
- コミュニケーション
伝え方の力で、会社を、人材を、サービスを強くします。
伝え方は「センス」ではなく、「技術」です。
誰であっても、学ぶことができます。
同じ商品なのに、売れる人と売れない人がいます。
同じ仕事なのに、評価される部下と評価されない部下がいます。
同じアドバイスなのに、信頼される上司とされない上司がいます。
ちがいは、「伝え方」。
ビジネスで伝え方は、売上に直結します。
佐々木圭一(ササキケイイチ) 『伝え方が9割』著者/コピーライター/上智大学非常勤講師/作詞家
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