【伝え方が9割】頼むから、要点だけ言ってくれ
【相談者:シモジマさん(35歳/男性/コンサル)】
新入社員の佐藤くん。
新人ながら、活発に意見を言ったり、こまめに相談をしたりしてくれます。
その姿勢は感心なのですが、困ったことに、何が言いたいのかがよくわからないんです。
長い話を聞いても、最終的に「で?結局どういうこと?」と、ずっこけそうになります。
こちらが理解できるまで、かなりの時間がかかります。
一生懸命なのは伝わってくるので、指摘もしづらくて、
毎回あいまいな話に延々と付き合っています。
佐藤くんが来てから、私の作業効率は急激に悪化しました(笑)
【言ってしまいがちなダメな例】
×「話しが長いし、わかりにくいんだよ。要点だけ言ってくれ」
率直に伝えると、せっかくやる気のあった新人の気持ちが
萎えてしまうかもしれません。
新人をつぶさないように育てていくには、伝え方の工夫が大切です。
【今の時代に効く伝え方】
◎「少し手短にまとめて話す工夫をしてみて。
佐藤くんは、いつもいい意見をくれるのに、伝わらないともったいないよ」
こんなときは、伝え方の技術「認められたい欲」が有効です。
「いつもいい意見をくれる」と認められことで、
佐藤くんは素直に指摘を受け入れやすいでしょう。
「認められたい欲」を使えば、新人のモチベーションを下げずに、
指導することができます。
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人事の皆さん
伝え方は、誰でも学べます
センスではなく、技術があるんです
- モチベーション・組織活性化
- リーダーシップ
- マネジメント
- チームビルディング
- コミュニケーション
伝え方の力で、会社を、人材を、サービスを強くします。
伝え方は「センス」ではなく、「技術」です。
誰であっても、学ぶことができます。
同じ商品なのに、売れる人と売れない人がいます。
同じ仕事なのに、評価される部下と評価されない部下がいます。
同じアドバイスなのに、信頼される上司とされない上司がいます。
ちがいは、「伝え方」。
ビジネスで伝え方は、売上に直結します。
佐々木圭一(ササキケイイチ) 『伝え方が9割』著者/コピーライター/上智大学非常勤講師/作詞家

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