【伝え方が9割】やらされ感がすごい部下、どうする?
【相談者:オガワさん(51歳/男性/不動産)】
部下で、新人の加藤くん。
お願いした仕事はやってくれるのですが、やらされ感がすごいんです。
自分で仕事を見つけようとか、より良いやり方を工夫しようという気が全く感じられません。
ついつい、「俺が新人のときはな、もっと自分から仕事をとりにいってたぞ」と
言いいたくなってしいますが、そんな風に言って「じゃぁ、辞めます」なんて言われたら、
もっと困ります……。
なんと言えば、自発的に動いてくれるでしょうか?
【言ってしまいがちなダメな例】
×「俺が新人のときはな、もっと自分から仕事をとりにいってたぞ」
部下に「俺の時代はこうだった」と言うと、
「昔のやり方を押しつけないでほしい」と感じてしまいます。
【今の時代に効く伝え方】
◎「加藤くんには期待しているんだ。
加藤くんが考えるようにどんどん進めて。サポートするから」
こんなときは、伝え方の技術「認められたい欲」が有効です。
部下を認めるコトバをいれて、伝えてみましょう。
人には、認められるとその期待に応えようとする性質があります。
「期待しているよ」と伝えることで、「がんばってみようかな」という気持ちに
させることができます。
さらに、部下は「失敗したくない」と思っていることが多いので、
「サポートするから」と付け加えることで、より前向きに取り組ませることができます。
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人事の皆さん
伝え方は、誰でも学べます
センスではなく、技術があるんです
- モチベーション・組織活性化
- リーダーシップ
- マネジメント
- チームビルディング
- コミュニケーション
伝え方の力で、会社を、人材を、サービスを強くします。
伝え方は「センス」ではなく、「技術」です。
誰であっても、学ぶことができます。
同じ商品なのに、売れる人と売れない人がいます。
同じ仕事なのに、評価される部下と評価されない部下がいます。
同じアドバイスなのに、信頼される上司とされない上司がいます。
ちがいは、「伝え方」。
ビジネスで伝え方は、売上に直結します。
佐々木圭一(ササキケイイチ) 『伝え方が9割』著者/コピーライター/上智大学非常勤講師/作詞家

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