伝え方は、センスではなく技術です
日本のサービスや製品は「婚活をしない美女」と呼ばれています。
つまり、美女ですから、魅力を持っています。
ですが、婚活をしないから売れない。
なぜこのようなことが起こっているのでしょう?
それは、技術を持っている人は、技術を磨くことまでは、徹底的にするのだけど、
伝えることについてはほとんど何もしないからです。非常にもったいないことです。
せっかくいいものをもっているにも関わらず、ただ、伝わらないだけで、
正当に評価されていないサービスや、人は世の中にたくさんいると思います。
ある調査では、日本人の71.4%が伝えベタと思っているとのことです。
つまり、非常に多くの日本人が自分は伝えることが苦手、と考えています。
でも何もしないまま放置しているのが現状。人はそれぞれ、とてもいいものを持っています。
だけど、正当に評価されている人はどれだけいるのでしょうか。
今の時代、いいサービスや製品をつくるだけではダメなのです。
それを「伝える」というところまでする必要があります。
でもそれは、難しいことではありません。
伝え方は、センスではなく技術です。
つまり、誰であっても学ぶことができるのです。
例えば、正反対のコトバを入れることで、コトバを強くすることができます。
美女と野獣
最高で金、最低でも金
これは、欧米の物語と、田村亮子選手の名言です。
どちらも正反対のコトバが入っていますよね。
これは、普段でも使えます。例えば
あなたが好き
とより強く伝えたいなら、それと反対のコトバを入れてあげるのです。
「好き」の反対は「嫌い」ですよね。たとえば
嫌いになりたいのに、あなたが好き
と言われたほうが、ぐっときますよね。
これは「ギャップ法」という伝え方の技術です。
つくり方には3つのステップがあります。
①最も伝えたいコトバを決める
②伝えたいコトバの正反対のワードを考え、前半に入れる
③前半と後半がつながるよう、自由にコトバを埋める
このステップを踏めば、誰でもすぐにつくることができるでしょう。
しかも自分史上、書いたことのない強いコトバを。
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人事の皆さん
伝え方は、誰でも学べます
センスではなく、技術があるんです
- モチベーション・組織活性化
- リーダーシップ
- マネジメント
- チームビルディング
- コミュニケーション
伝え方の力で、会社を、人材を、サービスを強くします。
伝え方は「センス」ではなく、「技術」です。
誰であっても、学ぶことができます。
同じ商品なのに、売れる人と売れない人がいます。
同じ仕事なのに、評価される部下と評価されない部下がいます。
同じアドバイスなのに、信頼される上司とされない上司がいます。
ちがいは、「伝え方」。
ビジネスで伝え方は、売上に直結します。
佐々木圭一(ササキケイイチ) 『伝え方が9割』著者/コピーライター/上智大学非常勤講師/作詞家
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