呼吸と姿勢を整えて、モチベーションUP!
私の住む街でも、氷点下を記録し今シーズン最低気温の日がやって来ました。
まさに『冬本番!』といった感じなのですが、あなたの住む街ではいかがでしょうか?
この寒さの中だと、つい背中を丸めて下向き加減で歩いてしまったり、ちょっと自信なさげに見られるような姿勢で歩くことが多くなったりしませんか?
今回は、姿勢とモチベーションの関係についてのおはなしです。
ストレスが軽くなると同時に、行動力が高まりますよ。
胸をはって、正しい姿勢で呼吸をしてみましょう。
以前、デスクワークの作業ミスが減らないというご相談を頂きました。
その現場へ行って作業を直接確認しているとき『あれ?なんか変だな』と感じたことがありました。
私は、このようなことを現場で確認するとき、作業をしている人の『キュー:cues』を観察するようにしています。
『キュー』とは、相手の心理状態を知る手がかりとして、目の動きや、 呼吸と姿勢 、声のトーンなどを観察することです。NLP(神経言語プログラミング)やLABプロファイル®(影響言語)を学んだ人なら、よく使用する観察手法です。
そして、作業ミスが多発するデスクで仕事をしている方の『キュー』を観察していると、呼吸を止めている時間帯があることに気付きました。
その時間帯とは「キーボード入力をしているとき」です。
この観察結果を確認するため、その本人に話してみると「あ~たしかに、キーボード入力している時って、呼吸を止めているかも。」といった答えが返ってきました。
そして、周囲の人も同じような感覚を持っているコトがわかりました。
どうやら、私たちがキーボードでの入力作業をしている最中は、無意識に呼吸を止めてしまっているようなのです。
なぜ、その作業をしているとき、呼吸が止まってしまうのか理由は解りませんが、キーボードを使った入力作業は、呼吸を止めてしまうくらい集中しなければならないからだと私は思っています。
キーボードの入力作業中に、体に起こっていること
キーボードの入力作業中は、背中を丸め肺の容積を圧迫した状態で、そのとき呼吸を止めたら体に入ってくる空気の量が減ることは明らかで、集中力やモチベーションに悪い影響を与えます。
ある研修生が、WEB研修中に、血中酸素濃度計を装着して受講し続けたところ、1時間で4%も血中酸素濃度が下がったと報告をしてくれたこともあり「 呼吸と姿勢 は体への影響が大きいんだな~」と感じたことがあります。
この 呼吸と姿勢 は、科学的にも実験が行われており、姿勢を正して呼吸をすると行動力を高める『テストステロン』という脳内ホルモンが分泌されることや、ストレスホルモンとして知られる『コルチゾール』が減ることが解っています。
仕事をするときには
①胸を張って、新鮮な空気を沢山肺に取り込む。
②胸を張って、テストステロンを増やし、前向きな思考に切り替える。
③胸を張って、コルチゾールを減らし、ストレス低減につなげる。
胸を張って、体の中に新しい空気を取り込みましょう!
レジリエンスを高める簡単な方法です。
忙しい年末だからこそ、意識したい行動ですね。
- モチベーション・組織活性化
- リーダーシップ
- コーチング・ファシリテーション
- コミュニケーション
- ロジカルシンキング・課題解決
現場を見る目が違うからリピート率90%超え。
等身大の言葉で語るから現場ウケしてます。
問題/課題解決モチベーションに火を付けるのなら!
問題/課題解決を現場目線から見つめ、クライアントが気付いている原因はもちろん、その背景にある奥深い原因やメンタルモデルも意識させ、問題/課題改善モチベーションを高めます。
その先の未来には、改善レジリエンスの高い人材が活躍します。
坂田 和則(サカタ カズノリ) マネジメントコンサルティング2部 部長 改善ファシリテーター・マスタートレーナー
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