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ブレインストーミングで豊かな発想を生み出すテクニック

会議中、「他に何かアイデアはないの・・・?」と言われても、何も思い浮かばなかったり、他の人が考える様なコトばかりが頭に浮んでしまい、焦るコトってありませんか?

こんな時の打開策として、ファシリテーターは、 あるテクニックを使いながら発想を促す様にします。

この方法を続けると、アイデアが少しずつ出はじめ、最終的には思いもよらなかった素晴らしいアイデアが生まれたりすることがあります。

今回は、発想を豊かにするファシリテーターテクニックについてのおはなしです。
ブレインストーミング を行う際も、さらに効果的で効率的になりますよ。

 

『アイデアは質より量で勝負』プラス、時間配分が決め手

ブレインストーミング を行う際には、

  • 自由な発想で、相手のアイデアを否定しない。
  • どんなアイデアでも受け入れる。
  • アイデアの内容より、量で勝負する。
  • 他の人のアイデアを使って、さらに発想を盛り込む。

というルールのもと雰囲気を作りあげ、誰もが思いつかなかったアイデアの発想を促そうとするのが、ファシリテーターのテクニックです。

これは、アイデアを発想するとき、『余計なコトを考えず、発想に集中』させる雰囲気を盛り立てるために必要なルールです。

どうしても、アイデアを出そうとするときには
・誰もが考える一般的なことじゃないかな~
・内容がクールじゃないしな~
・これを言ったらバカにされるのではないかな~
など、自分の意見に対してネガティブな自己評価をする傾向になりがちです。

また、メンバーから発想されたアイデアを耳にする他の参加者も
・そんなふざけたコトをいって(-_-)
・もっと、真剣に考えろ(-_-)
・論理的でないし、因果関係が解らない(-_-)
など、これもネガティブな他己評価をする傾向が表れます。

そこで、発想に関するルールを決めて、極力ポジティブマインドで発想に挑むよう、環境を整えるのが ブレインストーミング です。

 

ブレインストーミング に「発想タイムマネジメント」を取り入れる

発想タイムマネジメントとは、設定された一定時間中はメンバーに対して、発想に向けて粘り強く考え続けてもらうことを指しています。

というのも、私たちの脳は、時間と共に発想力が増すことが実験から解っています。
例えば
①任意の時間を使って発想した場合、前半では1個。後半では2個の発想が生まれる。
②任意の時間を使って発想した場合、前半では4.84個。中盤では5.09個。後半では5.81個といったように、時間と共に発想力が高まる。

つまり、私たちの脳は、時間の経過と共に(時間の経過に比例して)発想力が高まっていくのです。
後は、その時間に集中し続ける『粘り強さ』があれば、どんどんアイデアが湧き上がってくるのです。

だからこそ、発想を持続させるファシリテーションが必要になります。

 

この『粘り強さ』を続けるのには、困難が伴うものです。

そこで、少しでも『粘り強さ』を阻害するストレスを軽くするためにも、 ブレインストーミング のルールを徹底させる必要があるのです。

  • 論理的でクールなアイデアかどうかを考える時間を発想に充てる
  • 発想時間中は、発想に対して集中するよう進める
  • ストレス軽減のために、 ブレインストーミング のルールを活用する

『アイデアは質より量で勝負する』プラス『時間配分』が決め手です。

ブレインストーミング をさらに効果的で効率的に進めるためにも
この3つを理解しながら、発想をファシリテートすると良いでしょう。

  • モチベーション・組織活性化
  • リーダーシップ
  • コーチング・ファシリテーション
  • コミュニケーション
  • ロジカルシンキング・課題解決

現場を見る目が違うからリピート率90%超え。
等身大の言葉で語るから現場ウケしてます。
問題/課題解決モチベーションに火を付けるのなら!

問題/課題解決を現場目線から見つめ、クライアントが気付いている原因はもちろん、その背景にある奥深い原因やメンタルモデルも意識させ、問題/課題改善モチベーションを高めます。
その先の未来には、改善レジリエンスの高い人材が活躍します。

坂田 和則(サカタ カズノリ) マネジメントコンサルティング2部 部長 改善ファシリテーター・マスタートレーナー

坂田 和則
対応エリア 全国
所在地 港区

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