パフォーマンスを自在に操るには、○○するだけ!
さて、今回は私が担当するリーダーシップ研修や、労働安全意識の研修の時に必ずやる「ルーティーン」についておはなしをします。
あなたの行動やパフォーマンスに良い結果が現れますよ。
声を出して パフォーマンス アップ!
チョット恥ずかしいかもしれないけど、声を出すことで驚きの効果が!
私たちの脳は、自分の行動を抑制するリミッターの様な機能があり、本来得られるはずのパフォーマンスを下回る結果が多く出てしまうコトが解っています。
これを「リミッター効果」と私は読んでいます。
私たちの脳は、気分が高揚しモチベーションが高まってくると、普段よりも行動が活発になります。
しかし、あまり活発になりすぎると「ケガ」をしたり「筋肉痛」になってしまったり、自分にとって良くない影響が起きてしまう可能性もあるわけです。
脳は、これらの「良くない影響」を予防しようと、リミットスイッチのON・OFFを繰り返しながらモチベーションが高まり過ぎないように行動の制御をしているのです。
とはいえ、ずっと脳の行動抑制を受けていたら、いざという時、力を発揮することができなくなります。
例えば、スポーツのトレーニングや試合中に鋭敏性を高めたいときや、仕事で集中力を高めたいといった時などです。
ある意識と行動だけで、リミッターを自在に操れるようになります
このようなときには、ちょっとした意識と行動でリミッターを外してモチベーションを高めることができます。
ポイントは3つです。
- 自分の大きな声を
- 自分の耳で聴きながら
- 全身の筋肉に力を入れる
そこで、これらのポイントを試しながら垂直跳びをするという実験が行われました。
その実験では
(1)何も言わずに飛ぶパターン
(2)「ジャンプっ!」と声をだして飛び上がるパターン
を分けて測定すると、(2)の方が5%も高く飛べるという結果が得られたそうです。
この実験から、何かに集中したいとき、『しゅうちゅうっ!!』って声を出してみたり、ちょっと重い物をもあげるときも『よいしょっ!』と声を出してみることで、パフォーマンスを高めることができることが解っています。
でも、リミッターを外すたびに声を出すことは、恥ずかしい気持ちがわき上がってしまうかもしれません。
こんな時は、心の中でその言葉を念じるだけでも同等の効果が得られることが実験から解っています。
私は、椅子から立ち上がってプリンターへ移動しようとするときに『よいしょっ』って無意識に声を口にすることがあるのですが、これも無意識に行っているリミッターカットなのかも知れません。
えっ?それは年齢を重ねているからですって?
まあ、そうかも知れませんが、リミッターを外すために声を出しているってことで(^o^)
あなたのパフォーマンスを、最大限に引き出してみませんか?
声を出すことで、さらにパフォーマンスアップ!
だからこそ、私は研修前の意識やモチベーションアップにこのルーティーンを取り入れているのです。
チョット恥ずかしいかもしれないけど、驚きの効果が得られます!
集中力が高まったり、居眠りが無くなったり、研修の効果を最大限に引き出すことができます。
同じように、あなたの行動やパフォーマンスに良い結果が表れますよ。
- モチベーション・組織活性化
- リーダーシップ
- コーチング・ファシリテーション
- コミュニケーション
- ロジカルシンキング・課題解決
現場を見る目が違うからリピート率90%超え。
等身大の言葉で語るから現場ウケしてます。
問題/課題解決モチベーションに火を付けるのなら!
問題/課題解決を現場目線から見つめ、クライアントが気付いている原因はもちろん、その背景にある奥深い原因やメンタルモデルも意識させ、問題/課題改善モチベーションを高めます。
その先の未来には、改善レジリエンスの高い人材が活躍します。
坂田 和則(サカタ カズノリ) マネジメントコンサルティング2部 部長 改善ファシリテーター・マスタートレーナー
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