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第2回:なぜ今「帆船」が必要なの?

■なぜ今「帆船」が必要なの?

「帆船」と聞いて「昔の船」と思われる方が多いのではないでしょうか。

 

紀元前3000年以前から帆船の存在は壁画等でも確認されており、その後、人類の歴史と共に植民地探査、捕鯨、貿易、戦争と、主目的を変化しつつ、何千年もの間に少ずつ進化を遂げ、19世紀には動力船の時代へと移り変わりました。

 

21世紀に入り、燃料高騰の背景の中、帆走クルーズ船や機帆船と呼ばれる貨物船が就航し、現代人に失われつつある「生きる力」を呼び起こす「セイルトレーニング」を行うトレーニングシップとして、再び活用されるようになりました。

 

海外では青少年育成、大学単位認定、軍隊訓練など、コミュニケーション強化、リーダーシップ育成、チャレンジ精神向上に適したプログラムとして認知され、国際セイルトレーニング協会で紹介されるように多くの帆船が活躍しています。

 

インターネット主流のバーチャル時代だからこそ、自然体験活動が見直されており、実際に身体を使った活動から学び気づく事の多さに驚かれる事でしょう。その体験を会社組織でどのように生かすのか、体験学習スパイラルに基づいて実践します。

 

「体験学習スパイラル」とは、「体験→指摘→分析→仮説化→より良い体験」を繰り返す事により体験効果を持続させ現実化させる教育手法です。

 

次回のコラム「帆船で具体的に何をするの?」をお楽しみに。

  • モチベーション・組織活性化
  • リーダーシップ
  • コーチング・ファシリテーション
  • チームビルディング
  • コミュニケーション

乗船中のボースン(甲板長)から生の声をお届けします。

季節を肌で感じながら、船のメンテナンスを担当するボースン(甲板長)です。
乗船中の研修生の皆さんとの船内共同生活は日々新たな発見の連続です。

迫田 央(サコダ ヒロシ) 帆船みらいへ事業部営業統括

迫田 央
対応エリア 全国
所在地 渋谷区

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