女性部下と1on1でキャリアについて語る際の疑問・質問
今日(3月8日)で弊社を創業して丸10年が経ちました
皆様のおかげと心より感謝と御礼を申し上げます。
今後ともよろしくお願い申し上げます
さて、
1on1でキャリアを語るシリーズ第1弾!!
今回は女性とキャリアについて話す際
よく伺うご質問についてです。
とくに男性上司の方から多くいただく内容です。
それは
「どこまでプライベートに立ち入っていいのか?」
あちらこちらで多くいただく内容ですので
何回かに分けて、お伝えしていこうと思います。
今日お伝えすることは、
アンコンシャスバイアスに注意という内容です。
最後までお読みいただきましたら
キャリアを語るうえで、
どのようなアンコンシャスバイアスが生じるのか
イメージしていただけるようになるかと思います。
さて、アンコンシャスバイアスとは
よく「無意識の偏見」と訳されます。
偏見というと、多少悪気があるように聞こえますが
そうではなく、知らず知らず、偏った見方や捉え方をしていること
これは対女性に関してだけではないのですが、
事例としてお伝えします。
昨今は、女性活躍における
企業の取り組みも加速化しています。
女性活躍は、家事・育児の両立支援と
イコールで考えられることが多いのですが
それは一部であって、全てではないのです。
だれもが同じライフコースを
歩むわけではないということを
意識しておかなければ
せっかく設けた対話の時間に
相手と打ち解けた関係性が
築けない可能性があります
たとえば、
「いくつくらいで、結婚(出産)しようと思っているの?」
という質問を、会話のはじめに
唐突にすることなどは
だれもが、結婚(出産)すると決めているわけではないので
控えたほうがいいでしょう
話の流れで
「いま、付き合っている人がいて、結婚を考えているんです」
「出産しても働きたいと思っているんです」
という話が出てきたら
この質問の仕方も、ありなのですが
そうではない場合は、いきなりは、ちょっと急ぎすぎで
もう少し相手の考えを聞く必要があります。
もちろん、1つの可能性としてライフイベントといって
結婚・出産だけではなく介護など含めた
人生に変化をもたらす出来事を想定して
キャリアを考えておくことも
必要ではありますがー
では、どうすれば良いかというと
まずは、大きな枠で自由に話をしてもらうことです。
「仕事をする上で何を大切にしたいか」
「理想の働き方とは」
「やりがいをどんな時に感じるか」
キャリアは語りがとても重要なので、
上司は自身で会話の着地点を決めずに
語りを引き出すように話を聴くことです。
時間が限られているときには
途中で終わる可能性があることを
前もって伝えておけばよいかと思います。
話しているうちに、樹木の枝のように
いろいろな話の分岐点があって、部下の方自身から
プライベートな話も出てくるはずです。
ご参考になれば幸いです。
- モチベーション・組織活性化
- キャリア開発
- リーダーシップ
- コーチング・ファシリテーション
- 営業・接客・CS
人材業界で20年以上の実績があり、コンサルタントや講師として様々な組織や人の”働く”をサポートしてまいりました。その豊富な経験が強みです!
最大手人材会社でキャリアコンサルタント・研修講師(西日本研修立ち上げ)。在職中は各賞の獲得、有名サイトでは登録660社のうち西日本第5位のコンサルとして掲載される。その後JAL系研修会社で多種多様な企業研修の実績あり。キャリ・ソフィア代表。
木山 美佳(キヤマ ミカ) 株式会社キャリ・ソフィア 代表取締役
対応エリア | 全国 |
---|---|
所在地 | 吹田市 |