メンバーを叱れない悩み
先日、ある女性リーダーから
「自分がどう思われるか気になってメンバーを叱れないのですが・・・どうしたらいいですか?」
という質問を頂きました
悩ましい問題ですね。
最近は、叱る側も叱られる側も叱られた経験の少ない人が多いので
特に、抵抗があるようです。
加えて、女性は
叱る=人間関係の問題
と混同しやすいのでさらに叱りにくいのではないかと思います。
結論は、それでも伝えなければいけない時には伝える必要があります。
ただし、「叱る」ことが目的ではなくメンバーに必要なことを伝え、
行動が変わることが目的です。
伝える際には
「このままでは、その人のためにならない」
「もっと、幸せに仕事をしてほしい」
と心底思って、伝えることです。
叱る以外に手段があるのであればそれを行ってみればいいし、
やはり、結果的に叱る場合でもそう考えて伝える言葉には説得力があるものです。
実際、若手社員が尊敬する上司や先輩が3人以上いる職場は、離職を考えないというデータがあり
尊敬する要因は、バリバリ働く姿ではなく本気で指導してくれることと答えている人が多いのです。
(ジェイック調べ 2014年)
リーダーは叱る役と考えるのではなく
チームやメンバーのことを、真剣に考える責任が
あるのだと捉えると叱る意味合いも、変わってくるのではないかと思います。
そういう上司を持つメンバーは仕事人生の楽しさを知ることができます。
本気で叱ることができる人は、人間力があり
相手のことを考えることができるとても温かい人なのです
もちろん、叱るだけではなく
ほめることも忘れずに!ですね!!
- モチベーション・組織活性化
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人材業界で20年以上の実績があり、コンサルタントや講師として様々な組織や人の”働く”をサポートしてまいりました。その豊富な経験が強みです!
最大手人材会社でキャリアコンサルタント・研修講師(西日本研修立ち上げ)。在職中は各賞の獲得、有名サイトでは登録660社のうち西日本第5位のコンサルとして掲載される。その後JAL系研修会社で多種多様な企業研修の実績あり。キャリ・ソフィア代表。
木山 美佳(キヤマ ミカ) 株式会社キャリ・ソフィア 代表取締役
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