離職防止や生産性向上に必要なのは?
最近は、働き方改革をテーマに様々な取り組みが行われていますが、
時短などが目的になってしまい働く人の想いが置き去りになっていることがあるように思います。
時短や生産性向上も大切ですが、それは手段であってその先に働く人の幸せがあること。
それが、組織の求心力につながると思うのです。
実際に、エンゲージメントの高い従業員は高いパフォーマンスを発揮し
働きがいのある会社は株価も高いという調査結果が発表されています。
エンゲージメントと生産性は、おおいに関連性があるといえます。
分かりやすく言えば効率化や生産性向上を支えるのは「人のやる気」です。
そのためにも、カットしてはいけないのが、上司と部下の対話なのです。
『シリコンバレー式最強の育て方』には上司と部下が定期的に対話する時間を持つ
1on1ミーティングの効果について書かれています。
今、多くの組織では部下と上司の対話は
評価か、注意など緊急・重要なものになってしまっています。
しかし、緊急ではない対話の時間を定期的に設けることで
マネジメントの効果が高まります。
すくなくとも(この本の言葉を借りると)ビックリ退職はなくなります。
1on 1 ミーティングは結果を出すための情報交換の場ではなく
個人に焦点をあてた対話であること。
この本でも「会社起点」で考える会社は衰退し
「個人起点」で考える会社が選ばれると、書かれています。
実際、多様な雇用形態や、人材が働く中、これまでのように
社会や組織の規範で人を囲い込むことには限界があると感じます。
対話は、短い時間でも良いので定期的に設けることが
実は、離職防止や生産性向上の近道だと思うのです。
- モチベーション・組織活性化
- キャリア開発
- リーダーシップ
- コーチング・ファシリテーション
- 営業・接客・CS
人材業界で20年以上の実績があり、コンサルタントや講師として様々な組織や人の”働く”をサポートしてまいりました。その豊富な経験が強みです!
最大手人材会社でキャリアコンサルタント・研修講師(西日本研修立ち上げ)。在職中は各賞の獲得、有名サイトでは登録660社のうち西日本第5位のコンサルとして掲載される。その後JAL系研修会社で多種多様な企業研修の実績あり。キャリ・ソフィア代表。
木山 美佳(キヤマ ミカ) 株式会社キャリ・ソフィア 代表取締役
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