無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

人材育成体系の基本と思考力の強化方法

人材育成や社員教育の体系を作るとき、どう考えたらよいのか?

大きく「思考力」と「行動力」で区分すると、分かりやすいです。

あとは、思考力と行動力で階層ごとに必要となる要素を定義していきます。

そうすれば、人材育成や教育訓練の体系ができあがります。

 

以下、思考力のケースでご説明いたします。

---

新人や若手であれば以下のとおりです。

①論理的な思考を理解したうえで情報の収集、整理、伝達に活用できる。

②論理的で分かりやすい文書、スライドを作成できる。

---

中堅から主任であれば以下のとおりです。

①論理的な思考を活用した、問題の定義と解決策の整理ができる。
②業務の目的に対して、仮説の構築と検証ができる。
③会議の設計、プロジェクトの設計などにおいて、論理的な思考を応用できる。

---

管理職であれば以下のとおりです。

①経営理念、経営方針、事業方針といった経営に関する方針策定の構造を理解できる。
②経営戦略、マーケティング、財務分析といった経営に必要な考え方を理解できている。

---

(行動力の事例については別のコラムに書きます)

 

この思考力について、すべての基本となるのが論理的な思考力です。

ロジカルシンキングと言われている内容です。

 

ここで一つ問題があります。

多くの会社でロジカルシンキングの研修が新人、若手向けと認識されていて、主任や管理職クラスでは「忘れられている」、「学んでいない」ということが発生しています。

このため、主任や管理職が担当している会議や方針が「非ロジカルで非効率になっている」というケースが散見されます。

会議でいうと例えば、目的があいまい、成果物が定まっていない、準備物が足りない。

方針でいうと例えば、どのような分析から作成されたか不明瞭、表現があいまいで具体性に欠ける。

このような状態があると、組織の仕事における効果、効率が下がってしまいます。

 

また、ロジカルシンキングの研修が実務の場面と離れた内容となっており、「分かるけど、できない」ということになっているケースもあります。

結果として職場ではロジカルシンキングが活用されず、業務の非効率が起きているケースです。

例えば、内容が目的にあってない、全体像が分かりづらい、話がつながっていない、情報に漏れがある。

 

このような状態が仕事の中で発生している場面は、貴社において無いでしょうか?

この非ロジカルで非効率、という状況を人材育成、教育訓練で改善していく必要がある場合、単発の研修では対応ができないと考えています。

 

理由は、スキルを定着させるためには練習が必要だからです。

どうしたらよいか、というと短時間、複数回、実務を取り扱う内容、で研修を行うことが効果的な方法です。

論理思考の力を強化するためには、慣れが大切、実務で活用することが大切、フィードバックを受けることが大切、だからです。

 

研修が1日でケースを用いて学習する、という従来の形式では「その日は分かるけど、実務では使えない」という状態が発生してしまいます。

弊社の認識では、ケースを用いた学習内容を自身の業務に置き換えて活用できる人は、受講者全体の1割程度と感じています。

つまり受講者の9割は、「その日は分かった気になった」という状態で職場に戻り、学習内容は実務では活用できないということです。

 

社内の貴重な時間と予算を使った研修が、「アンケート結果の分かりました」が目的となっている場合、もったいないことだと思います。

以上が人材育成の体系と思考力の強化について、ご参考情報となれば幸甚です。

 

マキシマイザー株式会社

代表取締役 富沢裕司

  • 経営戦略・経営管理
  • 人事考課・目標管理
  • リーダーシップ
  • マネジメント
  • ロジカルシンキング・課題解決

ロジカル研修の専門家です。診断、アセスメントなどの経験も豊富です。
プレセナ・ストラテジック・パートナーズで10年間の勤務経験があります。

考え方、ロジカル、課題解決、戦略といった分野で企業研修の講師として10年以上の経験があります。日本を代表する製造業、商社、金融機関、ITやサービス、小売などの企業における研修のご提供実績がございます。

富沢裕司(トミザワユウジ) マキシマイザー株式会社 代表取締役

富沢裕司
対応エリア 全国
所在地 豊島区

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

このプロフェッショナルの関連情報

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム

多様性にチャレンジ意欲を醸成し、イノベーティブなチームになる

細木聡子(株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士)

今回は、 「多様性に“チャレンジ”意欲を醸成し、 イノベーティブなチームになる」 について一緒に考えていきたいと思います...

2024/11/20 ID:CA-0005727 ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン