結果速報【第3回全国1万人従業員エンゲージメント調査 】11

株式会社アジャイルHRと株式会社インテージが共同開発し、東京大学と共同研究を行った「A&Iエンゲージメント標準調査」の全国調査を実施しました。2023年、2024年に続き、今年が第3回となります。その結果からわかった、日本における従業員エンゲージメントの実態について、数回に分けてお届けします。
前回のコラムはこちらからご覧いただけます。https://jinjibu.jp/spcl/keiji-matsuoka/cl/detl/6075/
■DXの効果が感じられている会社ほど従業員エンゲージメントが高い
前回のコラムでは、人材投資とエンゲージメントの関係に関する調査結果について、お届けしました。
人材投資と同じく、経営層が重要視している取り組みの1つに、DXがあります。今回の調査では、DXに取り組んでいるかどうかと、その環境で働く人材のエンゲージメントの関係についても調査を行いました。
以下の図は「私の働いている会社では、ITやデジタル技術を使った取り組みを進めたことで、便利になったり、働きやすくなるなどの変化がある」への回答別の従業員エンゲージメントを表しています。

質問:「私の働いている会社では、ITやデジタル技術を使った取り組みを進めたことで、便利になったり、働きやすくなるなどの変化がある」
上記の図から、DXによる効果が感じられている会社ほど、従業員エンゲージメントは高い傾向が見られます。
人材投資と同じく、経営層にとって関心の高い取り組みがDXです。業務の効率化を図るだけではなく、そこでの効果や取り組み姿勢が、働く人のエンゲージメントに影響をもたらしていると考えられます。
次回は過去のサーベイでも実施をした「リモートワークとエンゲージメントの関係」についてお届けします。
このコラムを書いたプロフェッショナル
松丘啓司(マツオカケイジ)
株式会社アジャイルHR 代表取締役社長
東京大学法学部卒業後、アクセンチュアにて、人と組織の変革を担当するチェンジマネジメントグループの立ち上げに参画。同社のヒューマンパフォーマンスサービスライン統括パートナー、エグゼクティブコミッティメンバーを歴任後、アジャイルHRを設立。

松丘啓司(マツオカケイジ)
株式会社アジャイルHR 代表取締役社長
東京大学法学部卒業後、アクセンチュアにて、人と組織の変革を担当するチェンジマネジメントグループの立ち上げに参画。同社のヒューマンパフォーマンスサービスライン統括パートナー、エグゼクティブコミッティメンバーを歴任後、アジャイルHRを設立。
東京大学法学部卒業後、アクセンチュアにて、人と組織の変革を担当するチェンジマネジメントグループの立ち上げに参画。同社のヒューマンパフォーマンスサービスライン統括パートナー、エグゼクティブコミッティメンバーを歴任後、アジャイルHRを設立。
得意分野 | 経営戦略・経営管理、モチベーション・組織活性化、キャリア開発、リーダーシップ、マネジメント |
---|---|
対応エリア | 全国 |
所在地 | 港区 |
このプロフェッショナルの関連情報

- レポート・調査データ
- 組織開発
- 人事・労務向け
- 意識改革・活性化
速報!2025年版【全国従業員エンゲージメント1万人調査】~人材投資、DX、リスクキリングとの関係性とは?~
- サービス・製品資料
- 意識改革・活性化
- 組織開発
- 組織診断・活性化
やりっぱなしにしない【人事のプロによるエンゲージメントサーベイ 振り返りワークショップ】
- 参考になった0
- 共感できる0
- 実践したい0
- 考えさせられる0
- 理解しやすい0
無料会員登録
記事のオススメには『日本の人事部』への会員登録が必要です。