「また相談したい!」と思われる傾聴力②
シリーズでお伝えしている
「また相談したい!」と思われる傾聴力 ですが、
今回はポイント2つめ、「聴く態度に気をつける」についてお伝えしたいと思います。
【2】聴く態度に気をつける
これは話す相手による場合もあるかもしれませんが、
中には話しの内容を聞いているかどうかよりも、話の聴き方を重視する方もいます。
この場合ですと、会話の目的は情報伝達ではなく、
心を通わせることを最も大切にしていることがほどんどです。
では聴いているという態度を示すには、どうしたらよいのでしょう?
今回は、聴いているという態度を示すことができる、3つのポイントをお伝えしていきたいと思います。
ポイント1:相手の言葉癖を知り、真意をつかむ
「なんであの人はあんなにきつい言い方をするんだろう」と感じたことはありませんか?
それはイライラしているというわけではなく、その方の話し方や言葉選びの癖が出ている可能性が高いです。
「言い方」よりも「内容」に耳を傾けるようにすると、私の事思って言ってくれてたんだ!
なんてこともあるかもしれません。
ポイント2:話の先回りをしない
相手の話を途中まできいて、「それってつまりこういうことでしょ」「結論は?」なんていってしまうことはありませんか?
あなたに相談したいと思っている方は、話しながら自分の頭を整理しているかもしれません。
早く解決してあげたいのはやまやまですが、まずはこの「感じたままに話させる」というひと手間を加えましょう。
ポイント3:すでにわかっている事でも、敢えて聴く
人が話をするときは、それをみんなにも知ってほしい・理解してほしいと無意識レベルで期待していることが多いです。
ですのであなたがもし知っているなと思っても、最後まで話をしてもらいましょう。
その「相手への興味」が、聴いてくれているなという安心感を相手に与えることができます。
そうは言っても急いでるときに、
ここまでできない!なんてこともあるかもしれませんね。
そんな時は、「また明日聞かせてください」というように、
聴く準備がいつならできているかを相手に伝えることも聴こうとする姿勢を見せることになります。
ぜひ、試してみてくださいね。
人事コンサルタント
金森秀晃
- 人事考課・目標管理
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人事コンサルタント。1級キャリア・コンサルティング技能士。「飛躍シナジー理論」に基づく、わかりやすく、修正しやすい人事システムを提供します。
医療・介護・薬局業界を中心に研修・人事評価制度の構築を行い、導入実績は500法人を超える。年間300件以上の研修を実施、リピート率は脅威の91.7%。被評価者納得度90%以上を誇るZACの人事システムは、延べにして370件以上が導入。
金森 秀晃(カナモリ ヒデアキ) 株式会社ZAC 代表取締役社長
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