人事制度にどんな「メッセージ」を込めるか?
人事制度というものは、会社から社員さんへの「メッセージ」です。
そこにどんなメッセージが込められているかによって、
社員さんがやる気になるか、あるいは冷めてしまうかが分かれる。
「より豊かな人生を歩むために、成長して欲しい」
こういうメッセージが伝われば、社員さんはやる気になります。
しかし...
「何かと理由をつけて給料を下げよう」
「何とか安く働かせたい」
「会社の思い通りに動かしたい」
というメッセージが伝われば、当然ながらやる気は低下する。
私のもとには、「人事制度をつくったが全く効果がない」という
ご相談がたくさんあります。
効果がない、あるいは逆に社員さんのやる気が下がったという
企業さまもある。
理由には「制度が複雑すぎて運用できない」などざまざまですが、
人事制度が社員さんのやる気を削ぐメッセージを発していることが
しばしばあります。
そのようなメッセージを発する人事制度であれば、
運用に力を入れれば入れるほど、社員さんのやる気は削がれていく。
まったくの逆効果になる。
すべての間違いは、人事制度を会社都合でつくったことです。
人事制度というのは、社員さんの人生に直接的に関わるものだから、
社員さんの人生を豊かにしたいという想いが「核」になければならない。
その想いがメッセージとなって社員さんに伝われば、
人事制度が変わったことによって社員さんのやる気は上がっていく。
(メッセージがキチンと伝わるには、時間と努力が必要ですが・・・)
人事制度を新たにつくる場合、あるいは見直す場合には、
まず「どんなメッセージを込めるのか?」を深く考えて欲しいと思います。
- モチベーション・組織活性化
- 労務・賃金
- 人事考課・目標管理
- キャリア開発
- その他
生きがいラボは、新たなカタチの人事制度である「ノーレイティング型人事制度」の設計・運用コンサルティングを行っています。
アメリカのグローバル企業が導入を進めている人事制度である「ノーレイティング」。日本で広く認知される前の2010年から、点数づけや格づけ、正規分布調整などを廃止した「ノーレイティング型人事制度」の設計・運用コンサルティングを展開しています。
福留 幸輔(フクトメ コウスケ) 代表取締役
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