ジョブクラフティング
【ヒューマン・タッチ レター vol.86】
みなさんこんにちは。ヒューマン・タッチ森川です。
今回は「ジョブクラフティング」についてお話しさせてください。
ジョブクラフティングとは、
「個々人が仕事や人間関係を物理的・心理的・認定的に変化させること」
「働く人が自ら働き方に工夫を加えて、いきいきと働けるようにすること」
と言われています。
平たく言えば、私たち自身の取組みから
「やりたくない仕事」を「やりたい仕事」へ変えていく取組み、
とも言えるのではないでしょうか。
ジョブクラフティングを実践することで、
以下のメリットが得られると考えられています。
・仕事自体を面白く感じる
・夢中になって取組み、成果が上がる
・仕事にやりがいを感じて、仕事を大切に思うようになる
・失敗しても次への活力になる
・成長を感じることが出来る
・ストレスによる影響を軽減できる
個人の集合体である組織では、1人1人の生産性の向上が大きな意味を持ちます。
ジョブクフラフティングによって、これを少しでも向上出来れば、
大きな成果を求めることが出来るのではないでしょうか。
ジョブクラフティングには、具体的には、
3つの視点からの工夫があると言われています。
■仕事のやり方への工夫
業務自体がスムーズにこなせなければ、
仕事の面白味や醍醐味を感じることは難しいですね。
例えば、やることリストを作成したり、短期目標や中期目標を設定したり、
朝早く出社して業務をしたり、具体的な業務スキルを上げる研修に参加したり、
様々な工夫が考えられます。
■人間関係を良くする工夫
ほとんどの仕事は、チームで協力して成果を上げていきます。
人間関係を良好に保つことで、チームの成果も上がり、
助けてくれる人を増やすことも出来ます。人のためではなく、自分自身のために、
出来る範囲でコミュニケーションを促進しましょう。
自分から声をかけたり、挨拶を励行したり、雑談を活用したり。
■仕事に対する考え方への工夫
「嫌なしごと」「やりたくない仕事」と捉えれば、
どんどん仕事が重荷になってきます。
仕事自体を楽しめれば、楽しんでいる姿を周りがみて、
周りも楽しくなり、仕事に良い影響を与えるのではないでしょうか。
仕事自体を楽しむには、仕事の意義や価値を改めて考えてみることも1つです。
どうして今の仕事を選んだのでしょうか?
どんな人でも理由があるはずです。
その理由、自分が大切にしている価値を再度認識してみるのもよいかもしれません。
これらの工夫は、多くの方が日常的に実践されているものです。
特別なものではありません。だからこそ、意識しづらい面もあります。
実際に、弊社でもセルフケアやラインケア研修にてご提供していますが、
改めて研修などの時間で、3つの工夫について話し合い、
周りの人の工夫を意識して取り入れてみるのもよい方法ではないかと思います。
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通算500社以上のコンサルティング、900件以上の復職面談、年間100件以上のセミナーをこなすメンタルヘルス対策専門コンサルタントです。
メンタルヘルス対策の仕組みづくり、個別休職復職支援、ラインケアセミナー、セルフケアセミナー、全員面談、ストレスチェック、職場環境改善、災害・自死等の危機対応など、「こころ」の視点から、「いきいき職場づくり」をトータルに支援いたします
森川 隆司(モリカワ タカシ) 株式会社ヒューマン・タッチ 代表取締役 臨床心理士 公認心理師

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