「新しい生活様式」と向き合う
【ヒューマン・タッチ レター vol.45】
みなさんこんにちは。森川です。
千葉県も緊急事態宣言が解除され、いよいよ社会が動き出すのを感じています。
いつもよりも車の量も多く、久しぶりに通学途中の子どもたちの姿を見ることもできました。
弊社も、テレワークから、通常勤務への移行最中です。
テレビやラジオからは、盛んに「新しい生活様式」の必要性が述べられています。
個人レベルでも、組織レベルでも、実践を求められること、
頭ではわかるのですが、
行動を変えていくことは、なかなか難しい場面もあります。
「行動変容」という言葉も、この数か月で耳にするようになりましたが
行動変容にはいくつかの段階があると考えられています。
「無関心期」…「新しい生活様式」を受け入れるつもりがないと考えている時期
「関心期」…「新しい生活様式」への変容の関心はあるが、実際には行動していない時期
「準備期」…「新しい生活様式」を求められる段階までではないが、
自分なりに取り組み始めている時期
「実行期」…「新しい生活様式」を求められる望ましい段階まで取り生んでいるが、
取り組み始めてすぐの時期
「維持期」…「新しい生活様式」を長期にわたって継続できている時期
これらの段階を上がっていく際には、
変容する行動を自分がどれだけ実践することができるか、
といった「自信」や「見通し」が大切になると言われています。
「新しい生活様式」であれば、マスクをすること、ソーシャルディスタンスを取ること
非接触型の営業スタイル、などに対して、
自分がその行動を受け入れて、取り組んでいる姿(イメージ)がどれだけ持てるか、
というのも大切ではないでしょうか。
テレビやネットで映し出される「新しい生活様式」は、
自らが実践する際のイメージを膨らませやすいかもしれません。
また、日頃からなじみにしている飲食店や販売店などで実践されている
「新しい生活様式」は、いやおうなしに自らの体験を得る場面になるかもしれません。
加えて、変容した行動が、「自分にとってメリットがあること」が
その行動の維持には大切となります。
「体験」を自分にとっても社会にとっても、
「意味ある経験」として整理しなおすことも、大切ではないでしょうか。
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森川 隆司(モリカワ タカシ) 株式会社ヒューマン・タッチ 代表取締役 臨床心理士 公認心理師

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