無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

わが社における頑張る方向性と頑張り方の基準を示す

わが社における頑張る方向性と頑張り方の基準を示す
~人事KPIを機能させる考え方と行動とは何か~


人事KPIは『どこに向かって、何をどれだけ頑張ればよいのか』を示す、経営者からのメッセージ


根強く残る、『頑張り方が分かりません』の声

「努力は報われるのか?」「聞いていません」「教えてもらっていません」「私がですか?」「今からですか?」等の質問が、まず返ってくるとのお悩みを頻繁に伺う。この種の質問は文字だけを見ると、ある種の抵抗感から来ている様にも見えますが、その実は文字通りの意味合いであることが多い。この類の質問に対して、「昔は自分から聞きに行ったものだ」「自分から調べて作成したものだ」「仕事は盗んで覚えるべきものだ」と突っぱねてしまうと、建設的な会話と回答にならない。残念ながらこの類の会話に出口はない。双方の言い分で折り合いがつかないからだ。


自身の成長ストーリーは振り返って確認するものではない、という現実

「もっと自分で考えて仕事してほしい」「受け身ではなく、当事者意識を持って取り組んでほしい」といった主体性に関する相談を頻繁に受ける。それほど「指示さえだされれば"その範囲で"一生懸命推進します」という人材が増えてきていることが現実だと言える。主体性に関する課題は、普遍的に存在する課題と言える。若手社員だった頃は、少なからず一度は、上司と先輩に「もっと考えて仕事しろ」「当事者意識を持て」と言われて育っている。違う角度から診ると、この様に育ってくださいと、先に成長ストーリーをメッセージとして発信すれば、関心を持って見られるものである。現在は成長に関しては、段取りと効率的で考えるという価値観になっている。そのような意味では、後から振り返るものではなく、複数パターンの成長ステップを並べて比較して、最も合理的なものに取り組んでいく気概だと言える。これは、何も若手社員には留まらない。


成長ストーリーを人事KPIへ展開する:①行動

社員は経験、助言とフィードバック、トレーニングから学び成長して行くと言われている。その比率はおおよそ7:2:1だ。したがって経験を積む場、その経験に基づき助言とフィードバックを得られる場を育成時間の7割に設計することが、この原則と合致する。企業における研修などで1つの基準にして頂くと良いと考えられる。経験を積むと自信につながり、できることがどんどん増え、「仕事上の経験が学びの7割を占めている」ことにつながる。経験を真の学びに変換させるのが助言とアドバイスであり、フィードバックと言われているものだ。このフィードバックに触れる機会も設計したい。上司、先輩との関わりに、研修による気づきなどが加わることで、経験の質が高まり、個人の能力開発につながっていく。


成長ストーリーを人事KPIへ展開する:②質

行動と量を設計し運用に入ることが最重である。次に必要なことはその質を上げて行くことである。研修を実施する、研修に参加するという「事実をつくる」ことで止まってはならない。社員が欲しているのは成長ストーリーであり、成長しているという実感である。ここに一部ではあるが、育成に関する人事KPIの事例を紹介する。スキル保有人材数・増加率・増加数、必要資格取得件数・増加率・増加数、スキル・資格・素養 対 業務成果相関度、重点教育研修テーマの研修時間、重点育成人材に対する1人当たり教育投資額、教育研修プログラムについての受講者満足度、教育研修プログラムの受講比率、人材育成に関するコミュニケーション時間・回数、人材育成に関する従業員満足度 等。それぞれの企業で状況と成長ステージがあるので、設計には現状を押さえ、将来を視野に入れたディスカッションが必要である。成長テーマだけではなく、いつまでに、どの様に、可能であれば難易度も示すことができるとよりメッセージとしては伝わりやすいと言える。またこれらのKPIは、ミッション、ビジョンと同時に見直していくことが理想である。ぜひ、社員とわが社への入社を希望する方々へメッセージとして"質問される前に"示していただき、お伝えいただきたい。


※本コラムは浅井が、タナベコンサルティングの経営者・人事部門のためのHR情報サイトにて連載している記事を転載したものです。

【コンサルタント紹介】
株式会社タナベコンサルティング 中部本部
本部長代理
浅井 尊行

ミッション、ビジョン構築、経営戦略構築~展開のコンサルティングで、製造~物流~卸売~小売・サービス業など、幅広い分野で活躍中。特に、戦略・予算を組織・現場へ展開する施策とマネジメント教育を得意とし、現場主義での真摯な指導を通じ、幹部育成~社員の行動改革を実現し、クライアントから高い評価を得ている。

主な実績
中堅卸売企業の人事評価制度構築コンサルティング
中堅企業の中期経営ビジョン策定コンサルティング
中堅企業のパーパス設定及び実行施策実装コンサルティング
中堅サービス業PMIコンサルティング
中堅規模サービス業新規事業構築コンサルティング

  • 経営戦略・経営管理
  • モチベーション・組織活性化
  • 人材採用
  • 人事考課・目標管理
  • キャリア開発

創業60年以上 約200業種 15,000社のコンサルティング実績
企業を救い、元気にする。皆様に提供する価値と貫き通す流儀をお伝えします。

強い組織を実現する最適な人づくりを。
企業において最も大切な人的資源。どのように育て、どのように活性化させていくべきなのか。
企業の特色や風土、文化に合わせ、組織における人材育成、人材活躍に関わる課題をトータルで解決します。

タナベコンサルティング HRコンサルティング事業部(タナベコンサルティング コンサルティングジギョウブ) コンサルタント

タナベコンサルティング HRコンサルティング事業部
対応エリア 全国
所在地 大阪市淀川区

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

このプロフェッショナルの関連情報

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム

会社とメンバーの思いを繋ぎ、チーム成果を高めるリーダーの役割

細木聡子(株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士)

今回は、 「会社とメンバーの思いをつなぎ、 チーム成果を高めるリーダーの役割」 について一緒に考えていきたいと思います。...

2024/11/26 ID:CA-0005735 リーダーの心得