DE&Iの実現に必要なこと

今回は、
「DE&Iの実現に必要なこと」
について一緒に考えていきたいと思います。

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■DE&Iの実現に必要なこと
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今、全ての日本の企業で経営課題と言われているDE&I。
この実現のためには、企業や組織で働く人たちの
マインドの醸成と維持が必要不可欠だと考えています。

---＜DE&Iの考え方＞---
多様な人材が互いに尊重し合い、
力を発揮できる環境を実現することを目指しており、
従来のD&I（ダイバーシティ・インクルージョン）に
「Equity（公平性）」という考えが加わったもので、
社会には不平等な構造が存在し、
誰もが同じスタートラインに立っているわけではない
という前提に基づいている。
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会社や組織は最終的には人が動かしています。

このため、会社や組織に所属している人が
やりがいを持って力を発揮しようとする
マインドを持たないと、DE&Iの目的である、

“多様な視点や考え方や知恵を融合し
相乗効果により新しい価値となることを
生み出し続ける”

ことができず、会社の持続的な成長には
つながらないと私は考えています。

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■DE&I実現を後押しするメンターの存在
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女性管理職育成プロジェクトに携わり
3年目となる技術系企業において、
先日、約30名のメンタリングを行いました。

メンティーの皆さん一人ひとりが、
自分らしさを活かした新しいマネジメントスタイルで、
成果を創出し続けている様子が、言動や表情からも
伝わってきて、とても頼もしく、嬉しく思った次第です。

メンティーの方からは、

「定期的なメンタリングのおかげで
安心して色々なことにチャレンジできる」

としばしば言われます。

これは、私がメンターとして
メンティーのマインドの醸成・維持を中心に
サポートしているからだと考えています。

特に、男性管理職比率8割超といった技術系企業では、
女性の管理職・役員比率が少なく、
まだまだジェンダーギャップが残っているため、
DE&I実現は道半ばという企業が多いのが現状です。

そのような環境下では、
マイノリティーな考え方・価値観を持つ人たちが
社内で心を許して本音で話ができる社内メンターは
どうしても少なくなりがちです。

私はこの女性管理職育成プログラムの中で

・女性管理職育成（知識・スキルの付与）
・社外メンター（マインド維持・キャリア開発）

この2つの面から女性たちを支援することで、
企業のDE&I実現を着実に進め、いずれ彼女たちが
社内メンターとして躍進することを目指しています。

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■リーダーのマインド醸成・維持がDE&I実現には不可欠！
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マインドが醸成されると、自律的な成長が進み、
圧倒的なスキル醸成につながっていきます。

スキルは、一度身につけると失われにくいのですが、
マインドは可逆的なものです。

つまり、適切なマインドが醸成・維持できていないと、
スキルの発揮が限定的になり、
求められる成果創出にはつながりづらくなる、
ということになりかねません。

また、マインドはその人の影響力にもつながっており、
もしリーダー的な立場の方が後ろ向きなマインドに
陥ってしまうと、組織やチームの成果最大化の実現も
阻害してしまう可能性があります。

このため、特にリーダー的な立場の方の
マインド醸成と維持は、日本の全ての企業の
経営課題を解決するための必須の取り組み
であると言っても過言ではないと私は思うのです。

経営課題であるDE&I実現を目指す、
経営者、人事担当者、管理職の方は、
自分や周りのマインドを醸成・維持する
取り組みを、諦めずに続けていって欲しいと
心から願っています。