“しなやか姿勢”で困難を乗り越える

今回は、
「“しなやか姿勢”で困難を乗り越える」
について一緒に考えていきたいと思います。

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■試練は繰り返す
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組織の中で働いていると、周りの環境・状況に対して
辛く感じたり、超えられそうもない壁にぶち当たることが
あるかと思います。

思わず逃げたくなる気持ちはとてもよく分かりますが、
私の経験から言えることがあるとすれば

「次の環境、もしくはもっと先の未来で
同様の試練が待ち受けていることが多い」

ということかもしれません。

もちろん、体調を崩すほどの状況であれば
一旦そこから退避して気持ちを安定させるために
環境を変えるのも良いと思います。

自分の気持ちが落ち着いたところで、
視座を高め、視野を広げて、振り返ってみると
その時は気づかなかったことが見えてくると思います。

ここで大切なのは、
“自分の行動”として振り返り、今後につなげる
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ということだと考えています。

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■“自分の行動”として振り返る
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“自分の行動”として振り返ると、

「どうしてそうなってしまったのか」
「自分にはできることはなかったのか」
「どうしたら出来たのだろうか」

というように建設的に考えられるようになります。

“自分の行動”として振返りができていないと、
周囲のせいや環境のせいにして終わりがちです。

そして、それを放置すると、結果として自分の運命を
他者に委ねることと同じこととなってしまい、
恐れるべき状態であると言わざるを得ません。

なぜなら、過去と他人は変えられないからです。
変えることができるのは、自分と未来だけです。

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■あきらめずに前を向いて踏ん張ってきた5年間
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当社リノパートナーズも創業して
お陰様で6年目となりました。

業績も年々伸びてきており、
関わってくださっている企業の経営者・人事担当者の
皆々様には感謝の気持ちでいっぱいです。

とはいえ、これまでの道のりは、
決して順風満帆なものではありませんでした。

これまで大企業の会社員であった私にとっては、
大げさではなく“命”をかけたチャレンジの連続で、
短サイクルで新しいやり方、価値を生み出し続けて
息つくことなく走ってきた感じです。

もうやめようかと挫けそうになったことも1度や2度ではありません。
ふとした瞬間に不安になることは今も続いてます。

しかし、“自分の行動”として振り返りができると
違う景色が見えてきて、もう一度やってみよう！と
前を向くパワーにつながって行ったという経験が、
この5年間で数え切れないほどありました。

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■“しなやか姿勢”5原則のすすめ
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VUCA時代と言われる今、少し前だったらうまく行くことも、
うまくいかなくなってしまうことが多々あるかと思います。

それを“しなやか”に乗り越える術を身に付けていくことは
自分の手で自分の環境や状況を良くしていくことに
つながるのではないかと私は考えています。

ここで改めて、私が提唱する“しなやか姿勢の5原則”を
書き留めておきます。

●しなやか姿勢の５原則
原則１：起こったことを前向きに捉える
原則２：他者との違いを価値、可能性と考える
原則３：まずは自分が今できることに全力で取り組む
原則４：やり方は変えても目的はぶらさない
原則５：人・仕事・未来の可能性を信じる

“しなやか姿勢”を意識することは
自分の可能性を信じることになって、
自分の人生がより充実すると確信しています。

先が見えず不確実な時代を共に歩んでいる経営者の方、
人事担当者の方におかれましても、
押し寄せる困難や大きな壁にぶち当たって
諦めそうになった時には、この“しなやか姿勢”を
思い出していただき、あきらめずに
人材育成、組織開発に取り組んでいただければと思います。