【女性たちの新しい働き方が社会を変える】

先日、社員の子どもたちの運動会参観に行ってまいりました!
子どもたちの笑顔と頑張る姿に感無量・・そして、
「この子たちのために、頑張るぞ!」
と気持ちを新たにすることができました。
私には子どもはいませんが、社員の子どもたちを通して、
よりよい環境で教育を受け、健やかに育っていくための
社会づくりの一端を担っているんだという意識が
日に日に強くなっているのを感じています。
今は人材育成を通して社会貢献に尽力していますが、
この仕事は、大人だけでなく、間接的に子どもたちも
育成しているような気がして、この仕事を選んで
本当に良かったと思っている今日この頃です。
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■働く女性たちが抱える不安
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女性活躍推進2.0実態調査の分析をしていて
「その気持ち、わかるなあ」
と思ったことがあります。
それは、キャリアアップの意識は高いものの、
仕事の難易度やプレッシャー、忙しさに
関して不安がぬぐいきれない思いを抱えていること。
一方で、キャリアアップせずこのままの状態が
続くことは望んでいない、ということ。
女性活躍推進2.0実態調査の中では
女性が働く上で抱える不安について、
●現在、働く上で抱えている不安
●将来、働き続ける上で感じる不安
というように、時間軸を現在と未来に分けて
質問項目を打ち立てたのですが、どちらの回答にも
将来への不安
~~~~~~~~~
が書かれていました。
ステップアップやキャリアアップを考えようとしても、
「このまま独身ならいけるかな?」
「結婚して子育てするなら、思うように働けなそう」
「歳を取ったら体力的に厳しいだろうな」
などと、女性は働くこととライフスタイルを
切り離して考えることは限りなくゼロに近いことが
調査結果からも伺えました。
私自身も、歳を重ねるごとに少しずつ変わっていく
体のこと、これから先も会社経営をしながら
どこまで体力が維持できるかと不安になりがちなので、
女性たちが将来を不安に思う気持ちはとてもよく分かります。
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■働き方改革の落とし穴
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働き方改革の推進によって、今や長時間勤務は
どの企業も少なくなりつつありますが、この状況も
働く女性たちを不安にさせる要因の一つになっています。
というのも、働く時間は短くなったものの、
その短い時間で、従来の仕事のやり方で働いているので、
できないことが山積してしまっているのです。
だから、働き方改革で早めに帰宅するようになったものの、
帳尻合わせで家で仕事をしている、という人の話も
よく耳にするのではないでしょうか。
これが、働き方改革の落とし穴です。
今や、従来通りの仕事のやり方を転換させることは必須であり、
働くすべての人が、時間当たりの生産性を高めていくことを
考えねばならないフェーズに来ていると私は思っています。

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■女性たちの新しい働き方が社会を変える
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働く女性は、生産性を高める新しい働き方を
生み出す高いポテンシャルを持ち合わせていると
私は確信しています。
冒頭でもお伝えした通り、
女性は日々の生活と仕事を切り離して考えることが
なかなかできない傾向にあるのは、
女性活躍推進2.0実態調査の結果からも明確です。
---『女性活躍推進2.0実態調査2019』より---
Q:理想の働き方は?(働く女性:526人が回答)
仕事重視:3%
プライベート重視:19%
仕事とプライベート半々:29%
仕事とプライベート両方重視:48%
その他:1%
⇒全体の96%が「プライベート重視」
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プライベートを充実させながら、
キャリアアップも叶えていくという
本当に女性が求めるような働きやすい会社にするためには、
女性たち自身がその働き方を模索し、新しい方法を
生み出していく必要があります。
そのために、自分と周囲をどうやってマネジメントし、
組織でどのように立ち回ればいいのかについて
まだまだ知らない女性たちが多いのではないでしょうか。
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■女性社員育成×業務改善=成果が見える働き方改革!
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私がセミナーや研修でお伝えするのは
まさに「組織で女性が無理なく働くためのノウハウ」です。
そのノウハウを実際に現場で活用するために
業務改善プロジェクトを同時進行させ、
スキル定着化と生産性向上を同時に実現し、
会社への利益創出という目に見える成果とともに
働き方改革を進めてもらう仕組みを施しています。
このような新たな取り組みを、現場の女性社員の皆さんに
取り組んでもらうことが、誰もが働きやすい職場環境づくりの
打開策の1つであると私は考えています。
この取り組みが、本人のスキル定着化を促進させ、
働き方が変わり、成果創出につながって、
会社を理想的な姿に変えるために必要な取り組みだと
私は考えています。
今後もさらに「女性社員育成×業務改善プロジェクト」
の取り組みに注力していきたいと思っています。
- 経営戦略・経営管理
- モチベーション・組織活性化
- キャリア開発
- リーダーシップ
- マネジメント
◆技術系企業D&I突破口となる次世代リーダー・女性管理職を育成
元NTT女性管理職10年、約500名のSE部門における人事育成担当3年の豊富な現場経験を持つ。これまでのべ5,000人以上の技術系企業のリーダー・管理職育成に携わる。専門は技術系企業に特化したD&I推進コンサルティング。
細木聡子(ホソキアキコ) 株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士

対応エリア | 全国 |
---|---|
所在地 | 千代田区 |
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