女性がいるだけでチームの業績がUPする理由
年が明けると1年の目標を立てますが、「2020年 30%」という目標があるのはご存知でしょうか?
これは、政府が掲げている女性が活躍できる社会を作るための目標で、社会のあらゆる分野において、2020年までに指導的地位に女性が占める割合を少なくとも30%程度とすることを目指しています。
ただ、今の段階では30%にはほど遠く、まだまだ女性が活躍できる場が整っていないといえます。
・女性管理者が増えると業績が上がるのは本当?
これは社会全体で取り組むべき目標ではありますが、管理職に限らず女性がいる職場は業績が上がるという調査結果があります。
アメリカのカーネギーメロン大学で行われた調査によると、18歳から60歳までの男女700人を数人ずつのグループにわけ、いくつかの課題を協力してこなすように指示しました。
その後、あらかじめ調査しておいた個人の知能検査の結果とグループでの成績を照らし合わせました。
すると、個人の知能が高いからといって、グループ全体の成績が良いというわけではないことがわかりました。
その調査の結果、全体の成績が良かったのは、女性が多いグループだったのです。
・なぜ、女性がいるとグループの成績が上がったのか?
個人の能力は高いのに、グループになると結果が残せなかったのは、ほかのメンバーとうまく調和できなかったことが原因だと考えられます。
グループで良い成績を残すためには連携プレーが必須です。
そのためには、相手の立場になって考えたり、共感を示したりする能力が求められます。こういった相手の感情を汲み取る力は、一般的に男性よりも女性の方が高いといわれています。
お互いの得意分野を生かしたり、苦手なことを補い合ったりして、うまく調和できたのが女性の多いグループだったということでしょう。
・女性が活躍するチームのメリットとは・・・・・・
また、女性は気持ちを汲むのが得意なだけでなく、コミュニケーション力も男性より高い傾向があります。
ですから、チームに女性を増やしてコミュニケーションを活性化させることで、男性社員の会話スキルも磨かれるといえます。
女性管理職を積極的に増やし、女性が活躍する職場作りをすることで、全体の業績が上がります。チームで仕事をするときは、女性の数を多くするといいでしょう。
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自身の経験として、マッサージ店補経営、IT事業を経て、働き方改革のコンサルティング事業を始めている。
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服部 裕樹(ハットリ ヒロキ) ブラックスミス 代表
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