無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

人事制度は三層構造

 

人事制度、しくみは三層構造だと思っている。

下層は、労基法をはじめとする労働法規に基づいて作られる仕組み。社労士試験で勉強する領域だと思う。
日本全国どこの会社でも備えなければならない、やらなければならない部分。いわば基礎構造。

上層は経営理念、戦略に基づいて作られる部分。会社の独自性、「うちらしさ」を示していく部分。
ここは会社それぞれ違っていい、違わなければならない部分。ここは応用部分。建物の意匠というかデザインの部分。

そして中層。下層と上層の間にある領域。労働法規領域と経営戦略領域をつなぐもの。
建物で言えば基本骨格かな。

すぐれた人事担当者はこのそれぞれの領域に区別が見えていると思う。いまどの部分の議論がなされているかを理解しながら、それはデザインか基本骨格か、基礎構造かを見極めて、施策の優先順位を作る。

下層はある意味でわかりやすい。やるべきことは明確に見えている。誰がやってもそう違いはないかもしれない。でもここがしっかりしていないと建物のを支えられない。

問題は中層だ。
どんな大企業でも、人事が運用されているベンチャー・成長企業でも、中層の基本骨格はほぼ同じだ。
そこのこの部分の原理原則がある。ただ、ここは工夫が必要だ。上層を滞りなく運用していくためには、中層がしっかりしている必要がある。

一方で、中層は、上層がどうなろうと、戦略がどっちに行こうと、その会社らしさがどこにあろうど、そう変わるものではない。普遍的な要素を多く持っている。
経営戦略が見えないからとか、ビジョンが見えないから、とか言って、中層の整備を怠ってはならない。ここには普遍性があるから、ここをしっかり整備しておくことで、どっちに行こうがすぐに対応できる骨格を作ることができる。

難しいですか?
普遍的な階層別行動モデルによる等級要件、等級要件に基づくプロセス評価と目標管理に基づく成果評価、評価と連関する基本給テーブルと成果に基づく賞与。普遍的な行動モデルに基づく教育。あたりまえだけど、これを作るベースは何度もいうけどここは普遍的な要素が多い。
ほぼだいたいここを備えておけば、その後会社がどっちに行ってもまどうことがない。「らしさ」はいくらでも追加できる。
独自性と普遍性を見極めながら、人事ができることを粛々と整えていく、ここがとても肝要だと思うのです。

  • モチベーション・組織活性化
  • 安全衛生・メンタルヘルス
  • 人材採用
  • 人事考課・目標管理
  • ビジネスマナー・基礎

人事で大切なことは、各論よりもまず全体像。全体が見えてこそ、効果のある人事施策が展開できます。

上場企業人事部長経験者でなければ知りえないさまざまな実体験を元に、企業の人事機能づくりから、制度構築・運用、採用基準策定と定着対策、教育体系づくり、労務管理・規程整備に至るまで、社員の成長を高めるための人事全般のアドバイスを行っています。

西尾 太(ニシオ フトシ) フォー・ノーツ株式会社 代表取締役社長

西尾 太
対応エリア 全国
所在地 港区

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム

多様性にチャレンジ意欲を醸成し、イノベーティブなチームになる

細木聡子(株式会社リノパートナーズ代表取締役/技術系ダイバーシティ経営コンサルタント/(公財)21世紀職業財団客員講師/中小企業診断士)

今回は、 「多様性に“チャレンジ”意欲を醸成し、 イノベーティブなチームになる」 について一緒に考えていきたいと思います...

2024/11/20 ID:CA-0005727 ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン