自分の言葉で
今週もラグビーです。なんとアイルランドに勝つなんて!
完全なるにわかファンですが、アイルランドの初戦を見て、
こんなチームに(スピードも突破力も力強さもある)日本が
勝てる訳ないと思ってしまっていたのですが、日本チームは
本気で勝つと考えて勝つための練習を繰り返し、戦略を練って
いたのですね。
そんなアスリートのインタビューを見ていると、強い人、伸びる人、
活躍し続ける人は自分の言葉を持っていることがわかります。
自分の感覚を言葉にすることができるから振り返ることができる
し、繰り返すことも修正することもできるのでしょうね。
研修でも同じことを感じます。自分の言葉で語れる人はその後で
確実に成長していますね。研修の内容を自分ごととして捉え、
頭の中で自分の言葉に変換できているから、実行できる。
つまり、自分の言葉で語る=実行できる ということなのでしょう。
表面的に綺麗なこと、文句のつけようが無い言葉であっても
自分で言葉にしないとすぐに流れてしまうし、忘れてしまうし、
自分のものになっていないから行動できません。
ということで、「自分の言葉」で語ることを伝えるのですが、
意識するとそんなに難しくありません。ペアを組んでまず話す。
そして相手に質問してもらう。自分が発した言葉であっても質問を
受けることで、「あれ?なんかしっくりこない」という感覚が生まれ、
これを何度か繰り返すとだんだん自分の言葉になっていきます。
ただ、1回ではダメで何度も訓練する必要がありますけどね。
自分の言葉を手に入れたら強い!ですよ。
【今週の1冊】
「エンデの遺言 根源からお金を問うこと」
2000年 河邑厚徳+グループ現代 NHK出版
NHKで放送された番組をまとめたもの。お金とは、貨幣とは
そして経済(活動)とは何かを考えるきっかけを与えてくれ
ました。物体としての貨幣をみることはここ数年でホントに
少なくなりました。電車も買い物も物体としてのお金がなく
ても事足ります。財布を忘れて外に出ることもしばしば。
ここに書かれていることはその時の最新の情報のはずですが、
20年経つと古臭く感じてしまうものなのですね。お金に関する
ことですらこうですから、世の中には変化しないものは無い。
そう感じさせてくれます。
- モチベーション・組織活性化
- リーダーシップ
- マネジメント
- チームビルディング
- 営業・接客・CS
新入社員研修から役員研修まで、お客さまのニーズに即したプログラムを企画・実施します
「階層別研修であってもパッケージ化はしたくない」という信念のもと、実施対象者の課題や成長目標をその都度伺った上でオリジナルプログラムの研修を開発・提供しています。
岩野 敬一郎(イワノ ケイイチロウ) 株式会社アクシア 代表取締役

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