非を認める
まだ5月にも関わらず連日の30度超えを記録した東京ですが、
そこはまだ5月。夕方になると爽やかな風が吹いてきますね。
これが7月8月になると、、、。
昨年の夏の連続35度超え、どころか体温を超える暑さを想像
すると逃げたくなってきます。
逃げたくなってくるというと、非を認めない人との関わり合い。
仕事にミスは付きもの。みんな完璧では無いし、完璧な人は
いませんよね。だから誰もが必ずどこかでミスをする。
ミスをした時そのミスを素直に認めるかどうかでいいチーム
なのかどうかがわかります。いいチームは素直にミスを認め、
みんなで知恵を出してフォローし、そうでないチームはミスを
認めない人がいてミスがうやむやになってしまい、知恵が共有
できないのです。特にミスをしたのがリーダー的な役割であれば
あるほど、ですね。
そもそもなぜミスを認めない人がいるのでしょうね。不思議です。
自分に自信が無い?変なプライド?という個人の要因なのか、
それともミスを認めない組織風土なのでしょうか。
いずれにしてもそのようなチームだといい仕事ができませんよね。
そんなチームの状態に気づいて修正できるか!は、リーダーの
重要な役割。もしかするとそいういうことに気づいて修正すれば、
リーダーの役割の半分は達成できているのでは無いでしょうか。
残りの半分は?
【今週の1冊】
「剣岳 点の記」
初版1981年 2009年文春文庫416刷
新田次郎 著
点の記とは三角点設定の記録である。測量観測の年月日及び
人名の他、三角点に至る道順、人夫費、宿泊設備等の必要事項
を集録したものであり、、、
と、映画のような始まりですが映画にもなっていますね。
話は誰も登頂したことが無い(はずの)剣岳に登頂して三角点
を設定する困難極まる冒険物語ではありますが、面白かったの
はそのサイドストーリー。確かに道無き道を歩き、吹雪の中で
遭難しそうになりながらも優れたリーダーの下で一致団結して、
登頂に成功することも興味深い訳ですが、途中で登場する
富山県の役人の傲慢無礼な振る舞いや剣岳に登頂してはみた
ものの、初登頂ではなく奈良時代に登頂したらしき痕跡が
見つかったと聞いた測量部本部の手の平返しが興味深い。
山登りの清々しさよりも世間のやるせなさを感じてしまい
ました。
- モチベーション・組織活性化
- リーダーシップ
- マネジメント
- チームビルディング
- 営業・接客・CS
新入社員研修から役員研修まで、お客さまのニーズに即したプログラムを企画・実施します
「階層別研修であってもパッケージ化はしたくない」という信念のもと、実施対象者の課題や成長目標をその都度伺った上でオリジナルプログラムの研修を開発・提供しています。
岩野 敬一郎(イワノ ケイイチロウ) 株式会社アクシア 代表取締役

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