言語化する
今年の4月は天候が不安定でしたね。急に寒くなったり、
暖かくなったりで体調管理が大変。研修が続いている時は
不思議と気力で乗り越えることができるのですが、ここ
数日花粉症が復活。ちょっと辛いですねぇ。
さて、新人研修も終盤に差し掛かってきて、先輩に参加
してもらったり、ビジネスマナーの復習を行ったり、
新人を指導する人(OJTリーダーやメンターと呼ばれたり
する人ですね)と話す機会が増えたりと、配属に向けて
変化してきています。
それに合わせて研修の進め方もちょっと工夫しています。
教えるから考えるへ。その考えるを強化するポイントの
一つが「言語化」。つまり「書き出す」こと。
言葉だけでは、わかった気になってしまう、わかったつもり
になってしまっていることが多いのです。喋るといいことを
言っているのに、書いてもらうとなかなか書けないんですね。
これが上司部下、先輩後輩の間で言葉だけでコミュニケーション
とっているとまさに伝言ゲームになってしまうことが多いの
です。しっかりと言語できないと、正しく伝わらない。
これは訓練で必ず上達するのですが、逆に訓練しないと上達
しない。で、若い人ほどすぐにできるようになるのです。
素直で頭が柔らかいですから。ということは、年齢が上がれば
上がるほどできるようになるのに時間がかかってしまう、
中には訓練を拒否する人もいたりするので大変です。
口からはどんどん言葉が出るのに、文字にすることができない
のですから、、、。こういう人が上司にいる新人は試練
ですね。
さて、平成最後のメルマガになりました。
これからも書き出すこと、アウトプットすることを心がけて
いきます。これからもよろしくお願いします。
【今週の1冊】
「1Q84」
2009年 村上春樹著 新潮社
体の中から足りなくなると定期的に読みたくなる村上春樹。
発行は2009年なのでもう10年前なのですね。つい最近の
ような気がするのですが、、、。そんな「1Q84」も3回目。
あらすじも登場人物もわかっているのに、読む度に感じる
ところが違いますね。再読はそこが楽しい。思い返すと、
この10年間で自分自身のことも、社会も変わりました。
同じ小説を読むと自分の変化を感じます。もちろん小説
そのものは同じ。細かな心理描写も情景描写も同じ。
それでも気持ちが入り込むところが全く違います。小説は
自分との対話なのですね。
さて、この本を読むと月を眺めたくなります。月は2つに
なっていないかなと。そんな先週は函館で平成最後の満月
を見ることができました。
とても大きく美しい。月って素敵ですね。
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新入社員研修から役員研修まで、お客さまのニーズに即したプログラムを企画・実施します
「階層別研修であってもパッケージ化はしたくない」という信念のもと、実施対象者の課題や成長目標をその都度伺った上でオリジナルプログラムの研修を開発・提供しています。
岩野 敬一郎(イワノ ケイイチロウ) 株式会社アクシア 代表取締役

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