沸点を下げる
先日出張で函館へ。大寒波到来ということで飛行機を
やめて初の北海道新幹線!約4時間の道のりはなかなか
快適でしたが驚いたのが、その正確さ。距離823キロを
時間ぴったりの到着。これが当たり前ってやっぱり
すごい。
ちなみに帰りは雪の影響で新青森で雪を落とす作業で
7分遅れて出発。それでも東京着は2分遅れ。新幹線、
途中で頑張って走っていたようです。
さて、そんな新幹線に乗っていてこんなことを考えて
しまいました。そこまで時間の正確性にこだわる必要は
ないのではないかと。東海道新幹線は分刻みで列車が
運行しているので、秒単位の管理が必要なのかもしれま
せんが、電車に限らずもう少しゆるく考えてもいいので
はないでしょうか。
細かなこと(基準)は人によって違います。そんな自分の
基準をあんまり他の人に強要したり、それによって怒ったり
しないほうがいいのではないかと思うのです。
例えば名前。数年前ある方からのメールで続けて私の名前
が間違っていました。「岩田」「岩崎」「岩間」・・・
おー!「岩」だけは覚えてくれているんだ!
ある飲食店に予約したら、予約席に「イワナ様」と。
どちらも笑い話にしかなりませんよね。
絶対に間違ってはいけないということに縛られすぎず、
ゆるく受け取れる領域をもっとひろーく持てるようになり
たいものですね。
【今週の1冊】
「カササギ殺人事件」
2018年 アンソニー:ホロヴィッツ著
山田蘭訳 創元推理文庫
上下巻に分かれた長編海外ミステリー。帯に書かれた
「史上初!年末ミステリランキング 全制覇第1位」
というキャッチコピーに釣られて買ってしまいました。
海外ミステリーを読むのは何年振りでしょうか?
話を理解する前に登場人物を把握するのが面倒で
避けていたのですが、これは文句なしに面白い。
男爵家の家政婦が殺され、その葬儀から物語が始まり、
出てくる人出てくる人、みんな一癖も二癖もあり、一気に
小説の世界に引き込まれ、上巻の終わり間際で、いよいよ
犯人が!というところで下巻に。
さあ、犯人は!と思いきや。。。。
一冊の本で(上下巻ですが)二度楽しめるミステリー。
これ舞台にしたら面白いだろうなあと。舞台をイメージ
しながら読んでいました。ここで暗転して幕が変わり、
新しい人物がスポットライトを浴びながら登場。
さらに上下巻の境目で、大きくセットが変わって、、、と。
そうそう、やっぱり犯人は意外な人でした。
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「階層別研修であってもパッケージ化はしたくない」という信念のもと、実施対象者の課題や成長目標をその都度伺った上でオリジナルプログラムの研修を開発・提供しています。
岩野 敬一郎(イワノ ケイイチロウ) 株式会社アクシア 代表取締役

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