意欲格差
朝ラン、気持ちいい季節になりました。
ひんやりと少し寒いくらいの気温、適度な乾燥、そして青空。
走り出すと体が温まり、朝の1,2時間はぽかぽかといい気持ち。
そんな朝ランで出会うのが元気な小学生。黄色い帽子に色とり
どりのランドセル。それにしても子供ってどうして朝からあんな
に元気なのでしょうね。子供たちだけで楽しそうに通学できる
ことってとても平和、ですね。
さて、そんな元気な子供たちも小学校高学年くらいから不機嫌
な子が増えてくるようです。意欲をなくし、自信をなくし、、、。
そしてそのまま社会人になっていく。
とても残念です。意欲がない人たちを見ることが。就職は過去の
自分を卒業し、自分を変えていくことができる最大のチャンス。
この機会をうまく使って欲しいのにそれを生かすことができない
ということが。
研修の時にはできるだけそのような人には目をかけていくの
ですが、1日、2日、数日の研修で変わることはなかなか難しい。
変えていくためには現場の人たちの協力が必要になります。
ただ、現場の人とタッグを組めばそれは可能。人は変わることが
できる、きっかけと支援があれば変わることができるのですから。
意欲ってとても大事。その源泉はその人の内面にありますが、
外からそこに火を付けることは絶対できる!そう信じています。
【今週の1冊】
「コインロッカー・ベイビーズ」
講談社文庫 村上龍著
初版は1980年。高校生の時に読んで以来の再読。
高校生の時にどのくらい理解できていたのだろう?
38年の時を経て人生を重ね、再読して気づくことが
たくさんありました。
コインロッカーに捨てられ、奇跡的に助かったハシとキク
兄弟として養子に引き取られ、それから先の狂気に満ちた
人生。心とカラダのたぎるようなエネルギー。
38年前の作品とは思えない瑞々しさ、勢い、新鮮さ。
もっと早く2回目を読んでおきたかった。
ハッピーエンドでもないし、終始不安で暴力的な内容にも
関わらず、なぜか優しい気持ちになれる不思議な読後感でした。
- モチベーション・組織活性化
- リーダーシップ
- マネジメント
- チームビルディング
- 営業・接客・CS
新入社員研修から役員研修まで、お客さまのニーズに即したプログラムを企画・実施します
「階層別研修であってもパッケージ化はしたくない」という信念のもと、実施対象者の課題や成長目標をその都度伺った上でオリジナルプログラムの研修を開発・提供しています。
岩野 敬一郎(イワノ ケイイチロウ) 株式会社アクシア 代表取締役

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