本当にがんじがらめ?

ハラスメント、コンプライアンス、ダイバーシティ、、、
カタカナのそんな言葉に踊らされているのでは?
と感じることが増えてきました。

これやったらパワハラ!それ言ったらセクハラ!
コンプライアンスのために、書類が増え、手続きが増えて大変。
ダイバーシティ?何をどうしたらいいか指針を示してくれないと
動けません!そんな状態を目にすることが増えてきました。
マイナスに捉えてしまうとこんな反応になったりします。
・いろいろ面倒だから考えることはやめて言われた通りにやろう!
・言われた通りやってても成果は上がらないから、どうやって
裏をかいてやろうか

いやいや、それではダメでしょう。

自分が今まで信じてきたことと違う、新しい概念であっても
その本質を考えて、知恵をしぼることができなければ、時代に
取り残されてしまいます。

ハラスメント。昔はこうだったし、自分もそれで強くなった。
→アウト!

コンプライアンス。法令を守ればいいんだよね?内規の方が
厳しいから内規違反だけど、法には反していないからOK?
→アウト!

ダイバーシティ。女性が働きやすい環境を作ればいいんでしょ。
→アウト!

いずれも本質を理解しようとみんなで本気で考えること。
多分、答えはそこからしか見つかりません。そして、その答えは、
変わり続ける。つまりは考え続けるしかないと思うのです。


【今週の1冊】

「サピエンス全史(文明の構造と人類の幸福)」
2016年(初版) 河出書房新社
ユヴァル・ノア・ハラリ著 柴田裕之訳

先週、先々週の「ホモ・デウス」の前に出版された本ですが、
先週購入し、2018年でなんと53刷!すごいです。

それだけ面白い。「ホモ・デウス」は主に人類のこれから、
のことが書かれていますが、この本はタイトル通り、
”ホモ・サピエンス”とは何か。を追求しています。

他の動物と人類の違いは何か?狩猟採集民族から農耕民族に
変わったのは進化なのか?幸せなのか?
なぜ、ホモ・サピエンスが反映できるのか?宗教とは?貨幣とは?
多様性、差別、帝国、、、
様々な視点を与えてくれます。頭の中が揺さぶられます。
ということで、この本も2回、3回と読んでいくと、心に刺さる
フレーズが変わってくるのでしょうね。

実は今まで読んできた本の多くは手元に残していないのですが、
この本は「ホモ・デウス」と一緒にしばらく手元において、
読み返してみます。
 

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「階層別研修であってもパッケージ化はしたくない」という信念のもと、実施対象者の課題や成長目標をその都度伺った上でオリジナルプログラムの研修を開発・提供しています。

岩野 敬一郎(イワノ ケイイチロウ) 株式会社アクシア 代表取締役

岩野 敬一郎
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