【100人調査】企業が実践するべき「承認・称賛」の組織づくり

【企業が実践すべき組織づくりとは】8割以上が「承認・称賛」の組織風土作りでメンバーの「定着率」改善を実感

〜「褒め合う仕組み」を作る上で重要なポイントは「経営層や管理職から現場に対しての承認・称賛」〜

アンパサンド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:後藤康成)が運営する、組織のエンゲージメントを向上させるためのツール「Sunby(読み:サンビー)」は、承認・称賛文化があるベンチャー企業(設立年数20年未満かつ社員数50名以上1000名以下)の経営者・役員100名を対象に、企業の「承認・称賛」文化に関する実態調査を実施しました。

□調査サマリー

今回対象となった約6割の企業が「チームミーティングなどで良い事例を共有し、承認・称賛する時間を設ける」という取り組みを行っていると分かりました。また「社員同士のコミュニケーション機会が少ない」という課題を抱えていた企業のうち「承認・称賛」文化の組織づくりによって「社員の定着率が改善した」という企業は8割以上にのぼりました。「業績の向上」や「組織内の信頼関係の強化」などが改善されたという声も挙がっています。組織風土を作る上で重要なポイントは「経営層や管理職から現場に対して承認・称賛を行う」が、45.6%で最多となりました。

本調査のフルレポートを見たい方はページ下部リンクから以下資料をダウンロード

  • 【100名の調査結果から分かった】「承認・称賛」文化が及ぼす組織の影響と実践するべき組織づくり

□調査概要

  • 名称:企業の承認・称賛文化に関する実態調査

  • 方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査

  • 期間:2023年9月11日〜9月19日

  • 有効回答:承認・称賛文化があるベンチャー企業(設立年数20年未満かつ社員数50名以上1000名以下)の経営者・役員100名

    ※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません

□社員同士の「承認・称賛」文化の組織づくり、「チームミーティングなどで良い事例を共有し、承認・称賛する時間を設ける」が約6割

「Q1.あなたの会社ではどのような方法で、社員同士の「承認・称賛」文化の組織づくりを行っていますか。(複数回答)」(n=100)と質問したところ「チームミーティングなどで良い事例を共有し、承認・称賛する時間を設ける」が59.0%、「承認・称賛月間など、イベント化して意識づけを強化する」が31.0%、「サンクスカードを用意し、良いと思った相手に渡す」が28.0%という回答となりました。

□「MVP制度」や「昼食時のコミュニケーション、情報交換」などの取り組みも

Q1で「わからない/答えられない」「特に行っていない」以外を回答した方に「Q2.Q1で回答した以外に、社員同士の「承認・称賛」文化の組織づくりを行う上で取り組んでいることがあれば自由に教えてください。(自由回答)」(n=90)と質問したところ「MVP制度」や「昼食時のコミュニケーション、情報交換」など49の回答を得られました。

<自由回答・一部抜粋>

  • 55歳:寸志を出している。
  • 34歳:コミニケーションの場を出来るだけ作るようにしている。
  • 37歳:昼食時のコミュニケーション、情報交換。
  • 33歳:表彰式を実施。
  • 62歳:MVP制度。
  • 64歳:責任者を決めて頑張ってもらっている。
  • 46歳:各所属の業務改善に向けた取り組みを発表する会を年に1回実施しています。

□本調査を終えて

今回の調査では、社員同士の「承認・称賛」文化の組織づくりに取り組む企業の多くが、効果を実感していることが明らかになりました。「承認・称賛」文化の組織づくりにより、社員の定着率が改善しただけでなく、業績の向上や組織内の信頼関係強化などプラスの効果も出ているようです。企業の組織文化や働き方の改革が進む中で、社員のモチベーションや定着率の向上は重要なテーマとなっています。人材の確保や育成、そして企業活動のさらなる発展を目指すためにも「承認・称賛」文化の組織づくりに取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

この他にも以下のような調査結果が書かれている、フルレポートを見たい方はページ下部、【100名の調査結果から分かった】「承認・称賛」文化が及ぼす組織の影響と実践するべき組織づくりから資料をダウンロード

  • 「承認・称賛」文化の組織づくりを始める前の課題
  • 「承認・称賛」文化の組織づくりにより改善されたこと
  • 「承認・称賛」文化の組織をつくる上で重要なポイント

□「承認・称賛」文化の組織づくり促進ツール「Sunby」について

Sunbyは、組織のエンゲージメントを向上させるためのツールです。Slackを活用してバリューやクレドに沿った行動にスタンプを押すだけで、組織内のバリューやクレドに沿った行動を可視化し、承認できます。メンバー同士の「小さな承認」を積み重ねることで、社内のエンゲージメントが高まり組織や個人のパフォーマンス向上も期待できます。

□アンパサンド株式会社について

アンパサンドは株式会社キュービックの一員として、キュービックの事業ポートフォリオを拡大するためのインキュベーション事業、ベンチャー投資事業を行っています。

  • 代表者 : 代表取締役 CEO 後藤 康成 
  • 設立 : 2012年1月16日 
  • 所在地 :〒169-0074 東京都新宿区北新宿2-21-1  新宿フロントタワー16階 

□キュービックについて

2006年10月24日設立。キュービックは「インサイトに挑み、ヒトにたしかな前進を。」をミッションに掲げ、ヒト起点のマーケティング×デザインでビジネスを前進させる会社です。比較サイトを中心としたデジタルメディア事業を行っており、新しい価値を見つける比較サイト『your SELECT.』、暮らしをおいしく便利にするウォーターサーバーの比較サイト『ミズコム』、「もっといい求人」を探す人のための転職支援サイト『HOP!ナビ(ホップナビ)』などを運営しています。フィールドワークを重視し、表面的なニーズではなくインサイト(深層心理)を的確に捉え、人々をよりスムーズな課題解決体験へと導いています。

  • モチベーション・組織活性化

組織に感謝や承認の文化を

2020年株式会社キュービックに参画し、現在は組織の文化を醸成するSunbyの事業開発に携わっております。

石田寛国(イシダヒロクニ) アンパサンド株式会社 ビジネスプロデューサー

石田寛国
対応エリア 全国
所在地 新宿区

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

このプロフェッショナルの関連情報

プロフェッショナルコラム

ストレス社会で良いことに気づく力│見えなかった優しさに気づく

坂田 和則(株式会社ナレッジリーン(旧 知識経営研究所) マネジメントコンサルティング2部 部長 改善ファシリテーター・マスタートレーナー)

「視野が狭くなっているかも?」 そんなふうに感じたことはありませんか? 朝からバタバタと仕事に追われ、気づけば一日が終...

2025/03/31 ID:CA-0005947 モチベーション