無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

評価面談の目的とは

5月は多くの企業で前年度の年度評価、あるいは夏の賞与に向けた評価の最終化が図られている時期であると 思われます。 もちろん評価を公正・公平に最終化するために様々な議論や客観的な指標を用いて調整など図っていること でしょう。

 

ただ、評価は公正・公平に行うことができたとしてもそれだけでは不十分です。 被評価者がその評価結果を「納得感あるものとして受け入れる」ことができて初めて意味を持ちます。 その「納得感」を引き出すものの一つに「評価面談」があります。

 

-

 

では、この評価面談の目的を振り返ってみましょう。 評価面談の目的は主に3つあります。

・指導・育成を図ること 評価によって発見した問題・課題を中心に、良い点はより伸ばし、不十分な点はどうすれば改善可能かを 話し合い、今後の職務改善や能力開発・向上に向けての有効な指導を行う。

 

・動機づけを図ること 組織(上司)としての評価結果を一方的に伝えるばかりでなく、本人の自己評価を聞き、お互いに質問や 提案を行い意見交換するなど双方向のコミュニケーションに努めることで、評価結果や処遇決定への納得感を 高め、将来に向けて意欲付けを行う。

 

・マネジメント改善を図ること 今期の計画、目標の達成状況を振り返り、目標を達成できた場合には成功要因を、未達成の場合には失敗要因を 分析(掘り下げ)し、仕事の分担、進め方、連絡のあり方、指示・指導・支援方法などのマネジメント側の 問題点の有無を検証すること

 

 

一般的に上司として、部下の「指導・育成」や「動機づけ」は常に意識をしており、評価以外の時でもこの2つは 重要なポイントと捉えられています。 したがって、「指導・育成」や「動機づけ」が評価面談の重要な目的の1つであるといったことについて違和感を 持つ方は少ないのではないでしょうか。

 

一方、「マネジメント改善」が目的と据えられている点には違和感を持つ方がいるのではないでしょうか。 違和感を覚える点は、「『評価面談』は上司が部下のために行っていることであるにも関わらず、 『マネジメント改善=上司側の改善』が目的となっている」部分でしょう。

 

-

 

では、マネジメントを担っている方は少しイメージをしていただければと思います。

 

自分の部下の中にもなかなか成果を出せず厳しい評価(低い評価)を付けざるを得なかった部下がいることでしょう。 その部下が「成果を上げられないかもしれない」といった懸念や危惧はどの段階で持つでしょうか。

 

おそらく多くのマネジメントの方が「期初から分かっていた」あるいは「以前からそういった人材だった」と 部下の現状の能力や取り組みでは成果創出につながらないことは、前々からわかっていたのだと思います。 すなわち、半期、あるいは年度の最後の評価で「厳しい評価(低い評価)」を付けざるを得なかったのは、 前々からわかっていた「能力不足」や「取り組み不足」などが今期も変わらなかったことを意味しているのでしょう。

 

ここで考えてみてください。 では「期初から」あるいは「以前から」その部下が「成果をあげることができない人材」とわかっていながら、 なぜ改善を図ることができなかったのでしょうか。 もちろん本人の責任も大きいでしょうが、マネジメント人材が「適切なタイミング」で「適切な指導や支援」を 行うことができなかったからではないでしょうか。 それはマネジメントとして部下に対して「改善や適切な指導を行わなければならなかった、十分に行うことができなかった」 からではないでしょうか。

 

このようなマネジメントとして部下指導・支援で不十分だった点(マネジメント側の課題)を面談の中でマネジメント側が 自ら導き出し、改善の取り組みを見定めることがマネジメントとして重要になってくるのです。 これこそが評価面談の3つ目の目的に他なりません。 この点を顧みることでマネジメントの精度向上、レベル向上を図ることこそが実は非常に重要な点なのです。

 

-

 

「評価面談=部下のため」ではなく「評価面談=評価者のため」でもあることを忘れず、より高次元なマネジメント への脱皮を図るよう評価面談を活用していきたいものです。

 

常務取締役 八代 智

  • 経営戦略・経営管理
  • モチベーション・組織活性化
  • 人材採用
  • 人事考課・目標管理
  • ロジカルシンキング・課題解決

私たちは成果創出に寄与する活性化施策を提供することを通して、躍動感溢れる未来を創造していきます。

株式会社アクティブ アンド カンパニー 代表取締役社長 兼 CEO
株式会社日本アウトソーシングセンター 代表取締役社長

大野順也(オオノジュンヤ) 株式会社アクティブアンドカンパニー 代表取締役社長 兼 CEO

大野順也
対応エリア 全国
所在地 千代田区

このプロフェッショナルのコラム(テーマ)

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

プロフェッショナルコラム